【54.0kg→155.5kg】ダイワスカーレットが太るまで (Pixiv Fanbox)
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トレセン学園の廊下を歩くたび、すれ違う生徒たちの視線が自然と彼女へと引き寄せられる。風に乗ってふわりと揺れる、手入れの行き届いた艶やかな栗色のツインテール。キリッとした強気な瞳に、誰をも魅了する整った顔立ち。彼女――ダイワスカーレットは、自他共に認める完璧なウマ娘であった。
学業の成績は常にトップクラス、レースに向けたトレーニングでも一切の妥協を許さない。そのストイックなまでの努力は、彼女の肉体を見事なまでに磨き上げていた。指定の制服は彼女の均整の取れたプロポーションに合わせてあつらえたかのようにフィットしており、キュッと引き締まった細いウエストから、なめらかな曲線を描く腰回り、そしてアスリート特有のしなやかで力強い太ももへと続くラインは、芸術品のような美しさを誇っている。彼女自身、「誰よりも一番であること」を己の絶対のルールとしており、自分の容姿やスタイルにも絶対の自信と強い誇りを持っていた。
だが、そんな完璧主義の彼女だからこそ、心の奥底にひた隠しにしている密かなコンプレックスがあった。
(……悪くはない。悪くはないんだけど、やっぱりあと少しだけ……)
誰もいない更衣室で鏡の前に立つたび、彼女は自身の胸元を見つめて小さくため息をつくのだ。決して発育が悪いわけではない。むしろ同世代のウマ娘の中では十分に豊かな部類に入るだろう。しかし、学園内には目を疑うような規格外のプロポーションを持つ者たちが少なからず存在している。学業もレースも美しさも、すべてにおいて「ぶっちぎりの一番」でなければ気が済まない彼女にとって、自分の胸のサイズが学園内でトップではないという事実が、どうしても許せなかったのである。
運命の歯車が狂い始めたのは、そんな焦りにも似た感情を抱えていた、ある日の放課後のことだった。
厳しい自主トレーニングを終え、シャワーで汗を流した彼女が理科準備室の前を通りかかった時のことだ。扉の隙間から漏れる怪しげな光と、甘ったるい匂いに思わず足を止めた。
「やあ。そこの最も優秀で、しかし己の肉体に僅かな妥協も許せない美しき女生徒。少し私の話を聞いてみないかい?」
扉の奥から現れたのは、白衣を羽織り、試験管を片手にしたアグネスタキオンだった。薄暗い室内で、彼女の手元にあるフラスコの中身が、まるでネオンサインのように毒々しいピンク色に発光している。
「……アグネスタキオン。悪いけど、アタシは忙しいの。それに、自分の肉体に不満なんて一つもないわ。アタシはいつだって一番なんだから」
ツンとそっぽを向き、足早に立ち去ろうとするスカーレット。しかし、タキオンの口から紡がれた言葉が、彼女の足をピタリと縫い止めた。
「ふむ、そうかい? これは『胸の脂肪細胞にのみ極限まで作用し、理想的な膨らみを持たせる』という、ウマ娘の美容学の歴史を覆す世紀の大発明なのだがね。しかも副作用は一切なし。君のその素晴らしいプロポーションに、唯一足りない『圧倒的な頂点』をプラスできる代物なのだが……いらないと言うなら、他の誰かに譲るとしよう」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
振り返ったスカーレットの頬は、図星を突かれた羞恥と、抑えきれない好奇心でほんのりと朱に染まっていた。普段の彼女であれば、こんな出処の知れない怪しげな薬など絶対に口にしない。タキオンの実験がどれほど奇想天外な結果を招くか、学園の誰もが知っているからだ。
しかし、「圧倒的な頂点」「胸だけが大きくなる」という甘美な響きが、完璧を求める彼女の冷静な判断力を完全に麻痺させてしまった。もし本当に、この引き締まったお腹や細い脚を維持したまま、胸だけを誰もが羨むサイズに成長させることができるのなら――。
「……本当に、胸『だけ』が大きくなるのよね? 変なところにお肉がついたりしないでしょうね?」
「私の完璧な計算式と科学力を疑うのかい? これはターゲットとした部位にのみ莫大なエネルギーを集中させる特製サプリメントだ。君の望む『パーフェクトな一番』を約束しようじゃないか」
怪しげな笑みを深めるタキオンの手から、スカーレットは半ばひったくるようにしてピンク色の液体が入った小瓶を受け取った。蓋を開けると、濃厚なイチゴのシロップと溶かしバターを混ぜ合わせたような、暴力的なまでの甘い香りが鼻腔をくすぐる。
彼女は意を決し、目をギュッと瞑ってその液体を一気に喉の奥へと流し込んだ。
ドロリとした重たい液体は、信じられないほど甘かった。まるで数万キロカロリー分の砂糖を極限まで濃縮したような強烈な甘味が舌にまとわりつき、食道を焼け付くように下っていく。ゴクリ、と喉を鳴らして飲み干した直後だった。
胸の奥底で、カッと熱い炎が灯ったような感覚が走った。それと同時に、今まで経験したことのないような、胃袋の底が抜け落ちたかのような強烈な飢餓感が彼女を襲ったのだ。
「っ……!? な、なによこれ……すごく、お腹が……」
「おや、もう初期反応が出たようだね。エネルギーを蓄えようと、体が栄養を猛烈に求めている証拠さ。さあ、今日は帰って、好きなものを好きなだけ食べたまえ」
タキオンのその言葉を最後に、スカーレットの意識は「何かを食べたい」という本能的な欲求に塗り潰されていった。それが、彼女の誇る完璧なプロポーションが、醜く膨れ上がる脂肪の塊へと変貌していく恐ろしい日々の幕開けだとは、この時の彼女は知る由もなかった。
身長:163.0cm / 体重:54.0kg(前月比 ±0.0kg)
BMI:20.3(普通体重・理想的)
B:90 (Fカップ) / W:56 / H:82
放課後の喧騒に包まれたファストフード店。いつもならカロリーや脂質、栄養バランスを気にして絶対に足を踏み入れないようなジャンクな空間の最も奥まった席で、彼女は信じられないような光景を生み出していた。
小さなテーブルの上には、特大サイズのダブルチーズバーガーが五つ、山盛りのフライドポテトのLサイズが三つ、チキンナゲットの特大ボックス、そして氷がたっぷりと入った巨大な紙コップのコーラが所狭しと並べられている。彼女は両手で分厚いハンバーガーを掴むと、周囲の目など気にする余裕もなく、大きく口を開けて豪快にかぶりついた。
(おいしい……! なんでこんなに油っぽくてジャンクなものが、こんなにおいしく感じるのよ……っ!)
バンズの間から滴る熱い肉汁と、とろけ出す濃厚なチェダーチーズが口いっぱいに広がり、彼女の脳を痺れるような快感で満たしていく。本来なら数回噛んで味わうべきところを、ほとんど咀嚼もせずに喉の奥へと飲み込み、すぐさま次のひと口を放り込む。指についた油を舐め取りながら、塩気がたっぷりと効いたポテトを数本まとめて掴んでは口に押し込み、冷たい炭酸で一気に胃袋へと流し込む。
どれだけ大量の食べ物を詰め込んでも、あのピンク色の薬を飲んでからというもの、彼女の体を支配する狂ったような空腹感が一切収まらないのだ。満腹中枢が完全に麻痺してしまったかのように、彼女の食べるペースは限界を知らずに加速していく。最後の一口を飲み込んだ直後でさえ、胃袋は「もっとカロリーを寄越せ」と悲鳴を上げていた。
すべての包み紙と容器が空になった頃、深く息を吐き出してプラスチックの背もたれに体を預けた彼女は、ふと自分の体に明確な違和感を覚えた。
深く腰掛けた際、指定の制服のプリーツスカートのウエスト部分が、かつてないほどお腹にきつく食い込んでいるのだ。そっとブラウス越しにお腹周りに手を当てると、そこにはアスリートとして完璧に引き締まっていたはずの腹筋の硬い感触はどこにもなかった。代わりに、指の腹をむにゅっと押し返してくるような、つきたてのお餅のように柔らかく、ぷにぷにとした真新しい脂肪の層が出来上がっていたのである。
指先でお腹の肉をつまんでみると、数センチほどの厚みを持ったお肉が簡単に持ち上がってしまった。座っている姿勢のせいで、スカートのウエストベルトの上には、うっすらとだが確実にお肉の段差が乗っかっている。
(嘘でしょ……? アタシの完璧なお腹が……こんな、つまめるくらいお肉がつくなんて……)
その事実は、翌日の放課後、自主トレーニングに向かうための更衣室で決定的な絶望へと変わった。
いつもの体にぴったりとフィットするはずのトレーニングウェアに着替えた彼女は、全身鏡の前で言葉を失い、硬直した。
ウェア全体がパツパツに張り詰め、彼女の体のラインを残酷なまでに浮き彫りにしている。特に酷いのは、やはりお腹周りと下半身だった。ウェアの裾が、ポッコリと前に突き出し始めた下腹部の丸みに耐えきれず、少し体を動かすたびに上にずり上がってしまい、だらしないほどに白く柔らかいお腹のお肉が露わになってしまう。呼吸をするたびに、そのぽよんとしたお肉が情けなく上下に揺れるのだ。
さらに、黒いスパッツを穿いた太ももは明らかに一回り以上太さを増していた。かつては両足の間に美しい隙間があったはずなのに、今は内もものお肉同士がぴったりとくっついてしまっている。一歩踏み出すたびに、むっちり、むにゅっ、と脂肪同士が擦れ合う嫌な感触と摩擦音がして、彼女の顔を羞恥で真っ赤に染め上げた。
もちろん、薬の本来の目的である胸も間違いなく成長していた。スポーツブラはすでに窮屈になり、息をするたびにカップから溢れんばかりの豊かな谷間が強調される。しかし、バストが大きくなった代償とでも言うように、アンダーバストから背中、さらには脇の下にかけても、ブラのゴムに締め付けられてぷっくりとはみ出す余分な肉がつき始めていた。顔周りもわずかに丸みを帯びており、顎を引くと柔らかな肉のたるみを感じる。
(こんなの……こんなの、絶対にアタシの体じゃないわ……っ!)
週末、これ以上は誤魔化しきれないと悟った彼女は、帽子と大きなサングラスで顔を完全に隠し、逃げるように隣町の大型ショッピングモールへと向かった。
お気に入りのブランドのショップに入り、普段愛用しているスタイリッシュなSサイズのタイトスカートを試着室に持ち込む。だが、脚を通し、腰のあたりまで引き上げようとしたところで、スカートの生地は完全に悲鳴を上げた。
豊かに肉付きを増して重たくなったお尻と、浮き輪のようにつき始めた腰回りの分厚い脂肪が邪魔をして、どれだけ限界まで息を吸い込んでお腹を引っ込めても、ファスナーが半分も上がらないのだ。少しでも無理に力を入れて引き上げようとすれば、間違いなくビリッと生地が破れてしまうだろう。鏡の中には、途中でつっかえたスカートから、豊満すぎる太ももと柔らかい腰肉をはみ出させている自分の無惨な姿があった。
屈辱に顔を真っ赤に染め、目にうっすらと涙を浮かべながら、彼女は試着室を出た。そして、店員に極力顔を向けないようにしながら、「これの……Lサイズをください。それと、ウエストがゴムになっているものを……」と震える声で告げた。
自分の一番美しいプロポーションを完全に否定され、ゆったりとしたシルエットで体型を隠し、ゴムの力に頼らざるを得ない服を選ばされた敗北感。それは、彼女の誇り高いプライドを粉々に打ち砕くには十分すぎる出来事だった。
週明けの放課後。怒りと羞恥に肩を震わせた彼女は、理科準備室の重い扉をバンッ!と乱暴に開け放った。
「ちょっと! あの薬、一体どういうことか説明しなさいよ!」
「やあ。おお……これは素晴らしい。見事に基礎代謝を上回るエネルギー吸収が行われているようだね。顔周りも少しふっくらして、実によく似合っているよ」
「ふっくらじゃないわよ! バカにしてるの!? 胸だけが大きくなるって言ったじゃない!」
「ああ、言ったとも。現に君のバストは、以前よりも間違いなく質量を増し、見事なふくらみを形成しているだろう?」
「胸は確かに大きくなったわよ! でも、それ以上にお腹! 見なさいよこれ、スカートの上にお肉が乗るようになっちゃったのよ!」
「ふむ。極めて論理的かつ健康的な現象だ。何も問題はないね」
「問題大ありよ! それに太もも! 歩くたびに内ももがむにゅむにゅ擦れて、気持ち悪いったらありゃしないのよ!」
「それは君の体が、急激なバストの成長に適応しようとしている証拠さ。胸という巨大な質量を支え、さらに成長させるためには、肉体全体に莫大な栄養をプールしておく『土台』が必要不可欠なのだよ」
「土台ですって!? そんなの聞いてないわよ! 週末なんて、いつものSサイズの服が入らなくて、わざわざLサイズのゴムスカートを買い直したのよ!? アタシの屈辱がわかる!?」
「嘆くことはないさ。今は理想のバストを形成するための過渡期。いわば、美しい花を咲かせるための豊かな土壌を作っている最中なのだから」
「……過渡期? じゃあ、胸の成長が完全に終わったら、このお腹や脚の余分なお肉は全部元に戻るのよね?」
「もちろんだとも。私の計算通りにバストの成長が完了すれば、無駄な脂肪は自然と燃焼され、君の望む究極のプロポーションが完成するはずだ。それまでは土台作りが必須条件というわけさ」
「……本当に、本当ね? もしこのまま醜く太り続けるだけだったら、絶対にアンタを許さないんだからね!」
「ふふっ、私を信じたまえ。今はただ、その旺盛な食欲の赴くままに、たっぷりとエネルギーを摂取し続けることだ」
タキオンの自信満々な言葉と理路整然とした(ように聞こえる)説明に、彼女は不満げに唇を尖らせながらも、それ以上の反論の言葉を飲み込んだ。
(そうよ、今は我慢の時。この忌々しいお肉は、最終的に一番のプロポーションを手に入れるための準備なんだから……。胸さえ大きくなれば、あとは元の完璧な体に戻るはずよ……)
自分にそう強く言い聞かせる彼女だったが、その思考の裏側で、彼女の頭の中はすでに「帰りに学園前のクレープ屋で、生クリームとカスタードをトリプルでトッピングした特大クレープを三つ食べよう」という、己の意志ではどうにも逆らうことのできない猛烈な食欲で完全に支配され始めていた。
身長:163.0cm / 体重:65.5kg(前月比 +11.5kg)
BMI:24.6(普通体重・過体重気味)
B:96 (Gカップ) / W:69 / H:94
それからさらに二週間という時間が経過した。彼女の肉体に起きている異変は、もはや「少しふっくらした」「ぽっちゃりし始めた」という可愛らしい次元を完全に通り越し、誰の目にも明らかなほどの劇的な変貌を遂げていた。
夜の学生寮、彼女の自室。本来であれば明日の厳しいトレーニングに備え、ストレッチをしてとっくに就寝しているはずの深夜零時。しかし、薄暗い部屋の中には、アスリートの部屋には絶対にそぐわない、ジャンクな揚げ物の油と濃厚な豚骨スープの匂いが充満していた。
彼女の目の前のローテーブルに所狭しと並べられているのは、先ほどコンビニのレジ袋三つ分から次々と取り出された、常軌を逸した量の夜食の山である。ご飯の白い部分が一切見えないほど分厚いカツが二段重ねで敷き詰められた特盛りカツ丼、背脂がたっぷりと雪のように浮いた濃厚豚骨ラーメン、マヨネーズが網の目のようにかけられ、さらに追加で自前のマヨネーズを絞り出した特大唐揚げ弁当。そして締め括りのための、生クリームとチョコレートソースがこれでもかとトッピングされた巨大なパフェが二つ。
(こんなの……夜中にこんなに食べちゃダメだって分かってるのに……っ!)
彼女の高いプライドとアスリートとしての理性は、けたたましい警鐘を鳴らし続けている。しかし、ピンク色の薬を飲んでからというもの、彼女の体を支配する暴力的な食欲は、そんな理性をいとも容易く叩き潰していた。
「はむっ、んんっ……美味しい……どうして、こんなに油っこいお肉が……こんなに美味しく感じるのよ……っ!」
彼女は両手に持った割り箸とプラスチックのスプーンを休めることなく、次から次へと高カロリーな食べ物を口の中へと放り込んでいく。サクサクの衣に包まれたジューシーな唐揚げを無造作に噛み砕き、マヨネーズと溢れ出る肉汁が混ざり合った濃厚な旨味を、大盛りのご飯と一緒に胃袋へと流し込む。すぐさま豚骨ラーメンのどんぶりを持ち上げ、ズズズッ!と下品な音を立ててスープをすすり、ふやかしたカツを頬張る。
どれだけ胃袋がパンパンに膨れ上がり、苦しさを感じ始めても、脳は「もっと食べろ、もっとエネルギーを摂取しろ」と命令を下し続けるのだ。満腹感という概念が完全に消え失せ、食べるという行為そのものに脳が麻痺するような快感を覚えている。
一心不乱に食べ続ける彼女の顔周りには、明らかな変化が起きていた。以前はシャープで美しかったフェイスラインは、完全に分厚い皮下脂肪に覆い隠されている。咀嚼して顎を動かすたびに、顎の下にたっぷりと蓄えられたタプタプの二重顎がブルン、ブルンとだらしなく揺れ、頬のお肉が視界の端に入るほどに膨らんでいた。
そして、何よりも彼女を絶望の淵に追いやっているのは、首から下の肉体の劇的な肥大化だった。
パジャマ代わりに着ている、かつてはゆったりとしていたはずの大きめのTシャツは、完全に彼女の体の厚みと横幅に負けてパツパツに引き伸ばされている。胸は確かに薬の本来の効果通りに成長し、Tシャツの上からでもわかるほどドカンとした恐ろしいほどの豊満な膨らみを持っていた。机の上にその巨大なふくらみを乗せて休ませないと、重みで肩や首が凝って痛くなってしまうほどだ。
だが、それ以上に恐ろしい勢いで増殖しているのが、お腹から腰回りにかけての脂肪だった。かつてくびれていた美しいウエストラインは完全に消滅し、代わりにズシリと重たい、巨大な水風船のような脂肪の塊が前へとせり出している。あぐらをかいて前傾姿勢になると、分厚いお肉の浮き輪が重力に従ってベチャッと太ももの上に乗り上げ、さらにそのだらしなく垂れたお腹のお肉の上に、巨大化した胸が乗っかるという、醜悪極まりない三段構造が出来上がってしまっていた。
二の腕は指を立てて掴めば第一関節までズブズブと深く沈み込むほどにタプタプに太り、太ももに至ってはもはや丸太のような太さである。両足を綺麗に揃えて座ることなど物理的に不可能で、股を大きく開かなければ分厚い内もものお肉がつっかえて息苦しいほどだった。
自分がどれほど絶望的な体型になってしまったのか。その残酷な現実を、彼女は翌日の学園で、これ以上ないほど最悪な形で思い知らされることになった。
午前の授業を終え、カフェテリアへと向かう廊下でのことだ。彼女は周囲の生徒たちからの突き刺さるような視線を痛いほど感じていた。無理やり体を押し込んでいる指定の制服はとうに限界を迎えており、ブラウスは巨大化した胸とせり出したお腹の肉に押し上げられ、第一ボタンから第三ボタンまでが息苦しそうに引きつっている。プリーツスカートのヒダは分厚い腰肉と巨大なお尻に押し広げられ、完全に開ききってただの一枚布のようになってしまっていた。
「あ、ダイワスカーレットさん、おはよう……って、えっ?」
向かいから歩いてきた同級生のウマ娘が、彼女の変わり果てた巨体に目を見開き、思わずといった様子で驚きの声を漏らした。
(見ないで……アタシを見ないでよ……っ!)
心の中では泣き叫びながらも、一番のウマ娘としての矜持を保つため、彼女は精一杯の愛想笑いを浮かべ、せめて姿勢だけは良くしようとグッと胸を張り、お腹を引っ込めようと深く息を吸い込んだ。
その瞬間だった。
彼女が息を深く吸い込み、お腹周りの分厚い脂肪がわずかに前へと押し出されたことで、限界まで張り詰めていた制服のブラウスの生地が耐えきれず、ついに悲鳴を上げたのだ。
パツンッ!! パツーンッ!!
銃声のような乾いた音が連続して響き渡り、彼女の腹部を留めていた二つのボタンが凄まじい勢いで弾け飛んだ。ボタンは壁にカキンッと跳ね返り、廊下の床を虚しく転がっていく。
「あ……っ」
沈黙が落ちた廊下で、彼女は自分の腹部を見下ろした。弾け飛んだボタンによってぽっかりと大きく開いたブラウスの隙間から、白くてぶよぶよとした、見事なまでにだらしないお腹のお肉が、むにゅんっ!と外に飛び出していた。お腹の圧力に負けて少しめくれ上がったピンク色の下着ごと、はみ出した分厚い脂肪が廊下の空気に晒されている。
「う、嘘……見ないでぇぇぇっ!!」
周囲の生徒たちが唖然として言葉を失い、完全に時間が止まったかのような空間の中、彼女はお腹の肉を両手で必死に隠し、顔から火が出るほどの羞恥に大粒の涙を浮かべながら、その場からドスドスと重たい地鳴りのような足音を立てて逃げ出した。
その日の夕方、彼女はもはや普通の洋服店や、お気に入りのブランドショップには向かわなかった。電車に乗り、隣町にある大型スポーツ用品店の「メンズ・特大サイズコーナー」へと駆け込んだのである。
目立たないように帽子を深く被り、マスクをして顔を隠しながら、ハンガーにかかっている服を次々とカゴに入れていく。選んだのは、シルエットやデザイン性など一切無視した、とにかく伸縮性が高く体を締め付けない3Lサイズのメンズ用スウェットパンツと、ダボダボの特大パーカーだった。
試着室に入り、鏡に映る自分の姿を見て、彼女は唇から血が滲むほど強く噛み締めた。メンズの3Lサイズのスウェットを穿いているというのに、彼女の異常に太り果てた太ももと、巨大化したお尻のせいで、生地はパンパンに引き伸ばされ、全く余裕がないのだ。お腹の太いゴム紐も、分厚い浮き輪肉に深く食い込み、その上にさらにお肉が乗っかっている。
(アタシは……一番の美少女だったはずのアタシが、メンズの特大サイズをパツパツにして着てるなんて……!)
その残酷すぎる現実に、彼女の誇り高いプライドは音を立てて崩れ落ちた。
翌日の放課後、彼女は怒り狂った足取りで理科準備室に乗り込んだ。ドスーン!と全体重を乗せて扉を蹴り開けると、中の薬品瓶がカタカタと怯えたように揺れた。
「ちょっと! あの薬、一体どういうことか説明しなさいよ!」
「おや、これはこれは。随分と……いや、圧倒的な質量と存在感を誇るようになったじゃないか」
「存在感どころの話じゃないわよ! 昨日、廊下で同級生に挨拶しただけで、制服のボタンが弾け飛んだのよ!」
「ふむ。それは君のバストが私の想定以上のスピードで急成長しているからではないかな? 喜ばしいことだ」
「弾け飛んだのは胸のボタンじゃないわ! お腹よ、お腹!!」
「ほう?」
「お腹のお肉が服を内側から突き破って、みんなの前にあられもない脂肪を晒しちゃったのよ! アタシの屈辱がわかる!?」
「局所的な質量増加に耐えるため、土台となる肉体が強化され、全体が膨張しているのだよ。極めて順調なプロセスさ」
「順調なプロセスなわけないでしょ! 見なさいよ、この丸太みたいな脚! 昨日なんて、メンズの3Lサイズのスウェットを買う羽目になったのよ! それすらパンパンなんだから!」
「君の望んだ『パーフェクトなプロポーション』への必要な道程だよ。基礎工事なしに、天を突く摩天楼は建たないだろう?」
「基礎工事にも限度があるでしょ! 歩くたびに内ももがむにゅむにゅ擦れて痛いし、顔周りなんて完全な二重顎になってるじゃない!」
「全身の脂肪細胞が活性化し、エネルギーを限界まで貯蔵している証だ。生命の神秘すら感じるよ」
「神秘なんてどうでもいいわ! ぜ、絶対に元に戻るんでしょうね……!? 胸だけが大きくなって、他は元通りに細くなるんでしょうね!?」
「ああ、バストの成長が完全に完了した暁には、役割を終えた余分な脂肪は自然と燃焼し、落ちていくはずだとも」
「本当ね!? もし万が一、このままアタシがただの太ったウマ娘で終わるようなことがあったら……!」
「その時はどうするんだい?」
「この特大の体重と脂肪を活かして、アンタの上にのしかかってペチャンコに圧殺してやるんだから!」
「はははっ、それは恐ろしい。だが、私の科学力と計算式は嘘をつかないよ。君の底なしの食欲が、薬が完璧に効いている何よりの証明さ」
「……分かったわよ。でも、早くしてよね。もうこれ以上、服のサイズを上げたくないんだから……っ!」
捨て台詞を吐いて理科準備室を後にする彼女だったが、その足取りは重く、一歩歩くたびにブルン、ブルンと全身の分厚い脂肪が波打つように揺れていた。
頭ではタキオンに激しい怒りをぶつけているのに、彼女の胃袋は「怒ってエネルギーを使ったから、またお腹が空いた。帰りに特大サイズのピザを二枚と、フライドチキンのファミリーパックを買って帰ろう」と、さらなる常軌を逸した高カロリーを要求してやまなかった。
身長:163.0cm / 体重:82.0kg(前月比 +16.5kg)
BMI:30.9(肥満・2度)
B:108 (Iカップ) / W:84 / H:106
それからさらに数週間。あの不気味に発光するピンク色の薬を飲み干した日から始まった悪夢のような日々は、終わるどころかさらに恐ろしい加速度を増して彼女の肉体を蝕み、かつてトレセン学園で誰もが羨んだ完璧なプロポーションを完全に過去のものへと変えていった。
休日の昼下がり、郊外にあるファミリーレストランの四人掛けのボックス席。そのゆったりとしたはずの広いテーブルは、たった一人の客によって完全に占拠されていた。
テーブルの上に所狭しと並べられ、ジュージューと油の爆ぜる音を立てているのは、目玉焼きが乗った特大サイズのチーズハンバーグが三つの鉄板。さらに、その脇には大盛りのミートソーススパゲッティ、とろけるチーズがたっぷりと焦げ目を作ったシーフードドリア、マヨネーズとケチャップが山盛りに添えられたファミリーサイズのフライドポテトが鎮座している。そして、食後のデザートとしてすでにテーブルの端に運ばせてあるストロベリーパフェが二つ。
周囲の客がギョッとして目を剥くほどの、明らかに四〜五人前はあろうかという圧倒的なカロリーの山。その凄まじい量の料理を前にして、彼女はただひたすらに、機械のように休むことなく食べ物を口へと運び続けていた。
「はふっ、もぐっ……チーズが、お肉の脂が……たまらないわ……もっと、もっとカロリーを……っ!」
彼女は両手に持ったナイフとフォークを巧みに操る余裕すらなくなり、もどかしさに耐えきれず途中から大きなスプーン一本に持ち替えた。ドリアの熱々のチーズとご飯を掬い上げ、フゥフゥと冷ますことすら怠り、大きな口を開けてドサリと放り込む。ハンバーグはナイフを使わず、スプーンの端で無理やり巨大な塊に切り分け、溢れる肉汁ごと咀嚼して乱暴に飲み込む。
もはや、一番の美少女として誰かに見られているという羞恥心や、ウマ娘として体型を維持しなければならないというプライドすら、彼女の脳からは完全に消え失せていた。ただただ「お腹が空いた」「もっと脂質と糖分を摂取しなければ餓死してしまう」という、本能に直接語りかけてくるような強迫観念が、彼女の腕を狂ったように動かし続けているのだ。
大量の料理を咀嚼するたびに、彼女の顔周りについた分厚い脂肪がブルン、ブルンとだらしなく震え波打つ。かつてシャープで美しかった顎のラインは完全に消失し、首と顎の境界線が分からないほどの立派な二重顎、いや、下を向くたびに三重にも四重にも折り重なる肉の段差が形成されていた。頬の肉は視界の下半分を覆い隠すほどにパンパンに張り詰め、大きく見開かれていたはずの勝気な瞳は、今や脂肪に埋もれて細く窮屈そうになっている。額からは脂汗がとめどなく流れ落ちていた。
彼女の首から下の肉体は、もはやアスリートのウマ娘としての原型を微塵も留めないほどに巨大化していた。
服の上からでもはっきりとわかる胸は、まるで二つの巨大なスイカを胸ぐらにぶら下げているかのような規格外のサイズにまで成長し、その暴力的な重さを支えきれず、テーブルの上にドサリと乗せられている。しかし、そのウマ娘の限界を突破した巨大すぎるバストすら霞んでしまうほどに、彼女のお腹周りの脂肪は絶望的かつ爆発的な増殖を遂げていた。
かつての芸術品のように美しかったくびれなど見る影もなく、前へ前へと大きく突き出した巨大なお腹は、深く座っている状態だとテーブルの縁にべったりと押し付けられ、むにゅぅっと形を変えながらテーブルの上へとせり出してきている。さらに、そのスイカのようなお腹の下に形成された、分厚く重たい浮き輪肉は、丸太のように太くなった太ももの上に重くのしかかり、何層にも重なる醜悪な脂肪の段差を作り出していた。
二の腕は振袖のようにタプタプと重たく垂れ下がり、手首から指先に至るまでパンパンに肉が詰まっている。そのせいで、スプーンを握る手すらクリームパンのように丸っこく不格好になってしまい、関節を曲げるのすら一苦労だった。
その尋常ではない急激な体重増加の代償は、翌日の学園での昼休みに、彼女の心をへし折る最も残酷な形で襲いかかった。
もはや指定の制服にはどうやっても腕や脚を通すことができず、特例として許可をもらい、常にメンズの特大サイズのジャージ姿で登校するようになっていた彼女。いつものようにカフェテリアで、大盛りカレーライス三杯とラーメンが乗った特注の巨大トレイを持ち、空いている席を探してパイプ椅子にドッカリと腰を下ろそうとした時のことだ。
ドスンッ!!と、彼女が常識外れに重たい巨大なお尻をパイプ椅子の座面に沈み込ませた瞬間だった。
ギギギッ……バキィィッ!! ギシャァァッ!!
という、耳をつんざくような金属の悲鳴と破断音がカフェテリア中に響き渡った。
「えっ……きゃぁぁっ!?」
彼女の凄まじい体重と、分厚いお尻の肉がもたらす急激な落下の衝撃に、スチール製のパイプ椅子の細い脚が完全に耐えきれず、ひしゃげるようにへし折れたのだ。椅子は彼女の巨体の下敷きになって無惨にもペチャンコに潰れ、彼女は持っていたトレイを派手に放り出しながら、仰向けに床へとひっくり返ってしまった。
ガシャアァァン!!という食器の割れる音と共に、カレーとラーメンの汁が床にぶちまけられる。
「い、痛ぁっ……な、なによこれ……っ!」
周囲の生徒たちが一斉に食事の手を止め、凍りついたように彼女を見つめている。何百人という視線が自分の一挙手一投足に突き刺さるのを感じ、彼女は急いで立ち上がってその場から逃げ出そうとした。しかし、手をついて起き上がろうにも、ボールのようにパンパンに膨れ上がった巨大なお腹の脂肪が完全に邪魔をして、短い手足が床に届かないのだ。仰向けの亀のように、空中でジタバタと手足をバタつかせることしかできない。
「だ、誰か……手ぇ貸してよぉっ……!」
顔を真っ赤にして涙目で助けを求める彼女。数人の心優しい生徒が慌てて駆け寄り、三、四人がかりで「せーのっ!」と声を合わせて、ようやく彼女の信じられないほど重い巨体を引き起こした。その間中、彼女は自分のあまりの重さと、自分のお腹の肉のせいで自力で起き上がれないという事実、そして自分の体重で無惨にペチャンコになったパイプ椅子の残骸を見せつけられ、死にたくなるほどの屈辱に震え続けていた。
その日の放課後。彼女は泣き腫らした目で、電車に乗って隣町のさらに遠くにある大型ショッピングセンターへと足を運んだ。向かった先は、通常の洋服店でも、スポーツ用品店のメンズ特大サイズコーナーでもない。「プラスサイズ専門店・大きなサイズでおしゃれを楽しむ」と大きく看板が掲げられた、恰幅の良い女性向けの服ばかりを取り扱う専門店だった。
帽子を目深に被り、コソコソと逃げるように店内に入った彼女は、陳列されている服のサイズ表記を見て激しい目眩を覚えた。3XL、4XL、5XL……。かつての自分なら、キャンプ用のテントかパラシュートの生地にしか見えなかったような、とてつもなく巨大な布きれがずらりと並んでいる。
彼女は震える手で、4XLと書かれたチュニックと、ウエストが極太のゴムになっているストレッチ素材のパンツを試着室へと持ち込んだ。
服を脱ぐのすら、今の彼女にとっては重労働だった。肉に食い込んだジャージを脱ぐだけで息が上がり、全身鏡に映った自分の真の姿を見て、彼女はボロボロと涙をこぼした。巨大すぎて垂れ下がる胸、三段に折り重なって膝の近くまで垂れ下がる分厚いお腹、内ももが歩くたびに擦れすぎて赤く炎症を起こしている極太の丸太のような脚。もはや「太っている」という言葉すら生ぬるい、ただの醜悪で巨大な肉の塊がそこにあった。
意を決して、4XLのチュニックに腕を通す。信じられないことに、ハンガーにかかっている時はあれほど巨大に見えた服が、彼女の極太の腕と巨大な胸、そして樽のような胴体をすっぽりと包み込み、ぴたりと収まってしまったのだ。いや、むしろ巨大すぎるお腹が前にせり出しているせいで、本来なら太ももまで隠れるはずのチュニックの裾が持ち上がり、前が少し短くなってしまっている。
(一番の美少女だったアタシが……4XLの服を、ぴったり着こなしてるなんて……っ!)
お会計の際、ふくよかな店員から「そちらのサイズ、お客様の豊満な体型にとてもお似合いですよ。お腹周りも苦しくないでしょう?」と最高の笑顔で言われた時、彼女の誇り高きプライドは完全に粉々に砕け散った。
翌日、彼女は信じられないほど重たい足取りで、しかし腹の中には煮えたぎるような怒りの炎を抱えて理科準備室へと向かった。一歩踏み出すごとに、ズンッ、ズンッと床が軋み、全身の分厚い脂肪が波打つようにブルンブルンと揺れる。
扉の前に立ち、息を切らしながら力任せに扉を開け放った。
「ぜぇっ……はぁっ……アグネス、タキオン……!!」
「おや、これは驚いた。ついに扉の枠に両肩と腰の肉が引っかかるようになったか……」
「誰の……ぜぇっ……誰のせいだと、思ってるのよぉっ!!」
「まあ落ち着きたまえ。怒りで無駄なエネルギーを消費してはもったいない。」
「ふざけないでっ! 昨日、カフェテリアで……っ、アタシが座ったパイプ椅子が……っ!」
「ほう? 遂に学園の備品の物理的な耐久値を超えたか。素晴らしいデータだ」
「データじゃないわよ! アタシの重さで完全にひしゃげて壊れたの! みんなの前でひっくり返って……っ!」
「怪我がなかったのなら何よりだ。君のその豊かに蓄えられた脂肪が、極上のクッションの役割を果たしたのだろう?」
「そういう問題じゃないわよ! 仰向けに倒れたら、自分のお腹のお肉が重すぎて起き上がれなかったのよ!」
「物理法則に則った見事な結果だね。手足の長さに比べて、腹部の厚みと質量が圧倒的に上回った証拠だ」
「バカにしないで! その後、とうとうプラスサイズ専門店で4XLの服を買う羽目になったのよ!」
「4XL……私の想定以上の膨張率だ。しかし、君のその巨大なバストと土台を支えるには必然のサイズだろう?」
「バストだけじゃないわよ! お腹もお尻も信じられないくらいデカくなってるじゃない! 一番の美少女だったアタシが、こんな姿に……っ!」
「美の基準など時代と場所で変わるものさ。今の君の、その重力すら歪めそうな圧倒的な存在感と質量は、新たな一番の形だ。」
「うるさーい!! もう限界よ! 歩くたびに内もものお肉が擦れて、赤く腫れて痛いの! 走るどころか、廊下を歩くのすら息が上がるんだから!」
「だが、それほど嘆いていながらも、食欲は一向に衰えていないのだろう?」
「っ……それは……そうだけど! お腹が空いて空いて、食べないと胃袋が捻れて狂いそうなのよ!」
「それこそが薬の真髄。全ては君の理想を叶えるための、避けられない代償さ。」
「いつまで続くのよ! これ以上太ったら、本当に日常生活も送れなくなるわ!」
「安心したまえ。私の計算では、次が最終段階だ。そこで全てが完成する」
「ぜ、絶対ね……!? もし失敗したら、この巨体でアンタの上にのしかかって、一生出られないように肉の檻に閉じ込めて圧殺してやるんだから……っ!!」
肩で荒い息をしながら、彼女は真っ赤な顔でタキオンを睨みつけた。しかし、大声で怒鳴ったせいで莫大なエネルギーを消費してしまった彼女の体は、すでに次なるカロリーを激しく求め始めていた。
(腹が立つ……腹が立つけど、それ以上に……お腹が空いたわ……っ! 帰りに、駅前のケーキ屋のホールケーキを、二つ……いや、三つ買って帰らないと……倒れちゃうっ……!)
究極の敗北感と、自分の意志ではどうにもならない暴力的な食欲に涙を滲ませながら、彼女は重すぎる体を揺らし、ズンッ、ズンッと地鳴りのような重低音を響かせながら理科準備室を後にするのだった。
身長:163.0cm / 体重:115.5kg(前月比 +33.5kg)
BMI:43.5(高度肥満)
B:128 (Lカップ) / W:110 / H:132
そして、さらに一ヶ月という時間が残酷に過ぎ去った。彼女の体に起きた異変は、ついに取り返しのつかない、絶望的な最終局面へと到達していた。あの怪しげに発光する薬を飲み干した日から数ヶ月。彼女の肉体と精神は、もはやアスリートのウマ娘としてのそれを完全に放棄させられ、ただひたすらにカロリーを貪るだけの悲しき怪物へと成り果てていた。
薄暗く、カーテンが閉め切られたままの学生寮の自室。足の踏み場もないほどに散らかっているのは、大量の宅配ピザのLサイズの空き箱、ファミリーサイズのフライドチキンのバスケット、メガ盛りの牛丼の空き容器、そして底をついた大量のスナック菓子の袋と、2リットルの炭酸飲料の空きペットボトルだった。部屋全体に、甘ったるい糖分と脂ぎったジャンクフードの匂いが重く淀んでいる。
その凄まじいカロリーの残骸の中央。耐荷重を優に超え、少し動くたびにギシギシと悲鳴を上げているベッドの分厚いマットレスの上に、もはや人間の原型すら失いかけた巨大な肉塊が鎮座していた。彼女――かつてトレセン学園で一番の美しさを誇った、ダイワスカーレットである。
「はむっ、あぐっ……むぐっ……美味しい……もっと……もっと甘いものを……お腹に……っ」
彼女の両手には、それぞれ違う有名洋菓子店でデリバリーさせた、特大のホールケーキが握られていた。右手の濃厚なチョコレートケーキを両手ごと鷲掴みにして顔面に押し当て、クリームとスポンジを咀嚼もそこそこに飲み込み、すぐさま左手に持ったイチゴのショートケーキにかぶりつく。切り分けて上品に味わうという概念はとうに消え失せ、ホールケーキをただの巨大な糖分の塊として、作業のように胃袋に流し込み続けていた。
息をするのも苦しいはずなのに、限界をとうに突破して拡張された胃袋は、底なしのブラックホールのように食べ物を要求し続ける。口周りを生クリームとチョコレートでドロドロに汚し、指をベトベトにしながら、彼女の目は完全に虚ろになり、ただただ「食べる」という本能的行為の完全な奴隷になり果てていた。
咀嚼するたびに、彼女の顔全体が波打つようにブルン、ブルンと震える。顔の肉は風船のようにパンパンに張り詰め、かつてキリッとしていた勝気な瞳は完全に分厚い脂肪の奥へと埋もれてしまい、今では細い糸のようにしか開いていない。顎と首の境界線は完全に消滅し、三段にも四重にも重なった分厚い顎肉が、鎖骨を完全に埋め尽くして、そのまま巨大な胸へと直結している。少し顎を引くだけで、首の肉が気道を圧迫して息苦しくなるほどだった。
彼女の首から下の肉体は、完全な「球体」へと進化、あるいは退化を遂げていた。
薬の本来の目的であった胸は、もはや計測不可能なほどの怪物的なサイズにまで膨れ上がっていた。スイカどころか、バランスボールのような二つの巨大な脂肪の塊が、胸ぐらに重くぶら下がっている。しかし、そのウマ娘の限界を突破した巨大すぎるバストすら、今の彼女にとっては肉体のほんの一部に過ぎない。
バストを下から支えるようにせり出したお腹の脂肪は、巨大な樽をいくつも飲み込んだかのように絶望的な膨張を遂げ、前へ、横へ、そして下へととめどなく垂れ下がっている。ベッドに座っている彼女の姿勢は、背筋を伸ばすことすら物理的に不可能な状態だった。巨大な胸が重力で垂れ下がってお腹の分厚い浮き輪肉にのしかかり、さらにそのお腹の肉が、丸太のような太ももを完全に覆い隠して膝のあたりまでドップリと垂れ下がっているのだ。
二の腕は丸太よりも太く成長し、手首のくびれすら消滅。指先は一本一本が極太のフランクフルトソーセージのようにパンパンに膨らみ、ケーキを掴むことすら不器用になっている。少し身動きを取るだけで、ズズッ、ズズゥッ……と大量の脂肪同士が擦れ合い、生々しい音を立てる。ただ座って呼吸をしているだけで「ゼェッ……ハァッ……ズーッ……」という重苦しい呼吸音が部屋中に響き渡り、全身からは常にべっとりとした脂汗が滲み出していた。
もはや、プラスサイズ専門店の「5XL」サイズですら、彼女の巨大すぎる胴回りと規格外の胸を収めることはできなくなっていた。
店舗に出向いて服を買うことすら諦めた彼女は、ネット通販の隅から隅までを探し回り、海外の超肥満体型向けサイトで、何枚もの布を縫い合わせたような「特注オーダーメイドの超特大ワンピース」を購入するしかなかった。ピンク色の巨大なテントのようなその服に、毎朝20分以上かけて、息を絶え絶えにしながら無理やり体を押し込んでいるのだ。それを着た彼女の姿は、もはや歩く巨大なピンク色のダルマそのものである。服の生地は全身の莫大な脂肪に引っ張られて常にはち切れそうになっており、少し動くたびに縫い目がピシッ、ピシッと悲鳴を上げていた。
「ハァッ……ゼェッ……こんな……こんなの、絶対に違う……っ。タキオンのところへ……行かないと……っ」
手元のホールケーキを二つとも胃袋に収めた彼女は、這うようにしてベッドの端まで移動し、そこからずり落ちるようにして、ドスゥン!!と凄まじい地響きを立てて床に降り立った。部屋中の家具がガタガタと震える。
部屋から出て、理科準備室へ抗議に行かなければならない。彼女は最後の力を振り絞って玄関へと向かい、外出用のスニーカーを履こうとした。
しかし、ここで彼女は、自分の体がどれほど絶望的な状態になっているかを、最も残酷な形で突きつけられることになった。
玄関の上がりがまちにドッカリと腰を下ろし、床に置いたスニーカーに足を入れ、靴紐を結ぼうと前屈みになった瞬間である。
「……っ!? うぐっ……あぁっ……!」
腕を伸ばしても、手が足先に全く届かないのだ。巨大に膨れ上がった胸と、それ以上に前へせり出した極厚のお腹の脂肪が、太ももにつっかえて物理的な壁となり、これ以上体を前に曲げることができない。無理に息を吐き出して腕を伸ばそうとすると、お腹の分厚い脂肪が肺と胃袋を強烈に圧迫し、息が詰まって顔が真っ赤になる。
「う、ああっ……とどか、ない……っ。ゼェッ……!」
何度手を伸ばしても、クリームパンのように太った指先は虚しく空を切るだけ。分厚い脂肪の壁に完全に阻まれ、自分の足元すら目視できない。一番の美少女だった自分が、自分一人で靴紐すら結べないほどに醜く太り果てたという事実。その絶対的な絶望感が、彼女の残っていた最後のプライドを粉々に打ち砕いた。
「嫌ぁ……いやぁぁっ……こんなの、アタシじゃないわ……っ!」
玄関に座り込んだまま、彼女は自らの膝まで垂れ下がった巨大なお腹を抱え込み、ボロボロと大粒の涙をこぼした。
「やあやあ、随分と出発に手間取っているようだね。お迎えに上がったよ」
不意に、開け放たれたままだった部屋のドアの向こうから、聞き慣れた声が響いた。
顔を上げると、白衣を着たアグネスタキオンが、興味深そうに目を細めて彼女の巨体を見下ろしていた。
「タキオン……!! アンタ……よくもアタシを……っ! ゼェッ……ハァッ……!」
「おお、これは素晴らしい。私の計算式すら凌駕する、見事な質量の極致だ。もはや神々しさすら感じる完全な球体じゃないか」
「球体って……バカにしないでよぉっ! なによこれ! 胸だけが大きくなるんじゃなかったの!? なんでお腹も脚も、こんなに……っ!」
「だから言っただろう? 胸という特大の質量を支えるには、それにふさわしい強靭な土台が必要だと。君の全身の細胞が、生命の神秘とも言えるエネルギーの貯蔵を行った結果だよ」
「土台のレベルを超えてるじゃない! アタシ、今……自分の靴紐すら結べなかったのよ! お腹のお肉が邪魔して、足に手が届かないの!」
「物理法則の観点から言えば、極めて当然の事象だね。手足の長さに対して、腹部の厚みと質量が完全に上回った証明だ。喜ばしいことじゃないか」
「喜ばしいわけないでしょ! アタシは一番の美少女だったのよ! なのに今は……ネット通販の、特注の巨大な布きれみたいな服しか着られないのよ!」
「服など体を覆うただの布に過ぎない。今の君の、その重力すら歪めそうな圧倒的な存在感と質量こそが、誰も到達したことのない『一番』の領域なのだよ」
「屁理屈言わないで!! 全部アンタの薬のせいじゃない! お腹が空いて空いて、食べても食べても満たされなくて……こんなに太るまで、止まらなかったのよ!」
「被検体の食欲リミッターが完全に外れるとは、実に興味深い副作用だった。だが、君は確かに全ウマ娘の中で、誰よりも『一番』重く、大きな存在になれた。目標は達成されたはずだが?」
「そういう『一番』になりたかったわけじゃないわよぉぉっ!!」
「はははっ、怒りのエネルギーすらも全て脂肪に変換されそうな勢いだ。実に美しい」
「うるさーい!! 今すぐ、今すぐにアタシを元の体に戻す薬を出しなさい!! 今すぐよ!!」
「残念だが、脂肪細胞がここまで完全に定着してしまうと、私にもどうすることもできない。これからは、その豊かすぎる肉体と共に、新たな『一番』として生きていくことだね」
「そんな……嘘でしょ……!? いやぁぁぁぁっ!! アンタなんか、この巨体で押し潰してやるぅぅっ!!」
顔を真っ赤にして激怒した彼女は、玄関に座り込んだ状態からタキオンに向かって突進しようとした。
しかし、「よっこいしょ」と立ち上がろうと力を込めた瞬間、自らの絶望的な重さと、足元がおぼつかない巨大な脂肪の塊のせいでバランスを崩し、ドッスゥゥゥン!!と凄まじい地響きを立てて、その場にうつ伏せに倒れ込んでしまった。
「うぐぅっ……ゼェッ……ハァッ……動け、ない……っ!」
もがけばもがくほど、巨大なお腹と胸の脂肪がクッションになって手足が床に届かず、陸に打ち上げられた巨大なトドのように、ただただ全身の肉を波打たせることしかできない。
「ふふっ、見事な迫力だ。では、私はこれで失礼するよ。せいぜいその極上の体型を維持したまえ」
笑いながら去っていくタキオンの足音を聞きながら、彼女は自力で起き上がることもできず、屈辱と絶望の涙を流し続けた。
かつてトレセン学園で一番の美しさを誇った彼女のプロポーションは完全に失われ、そこにはただ、途方もない食欲に支配され、自分の靴紐すら結べないほどに醜く肥え太った、巨大な肉の塊だけが残されていた。
身長:163.0cm / 体重:142.5kg(前月比 +27.0kg)
BMI:53.6(超高度肥満・生命の危機)
B:145 (Kカップ) / W:135 / H:150
タキオンの足音が完全に遠ざかり、静寂が戻った学生寮の玄関。
うつ伏せに倒れ込んだままの彼女は、自らの重すぎる巨大な脂肪の塊に押し潰され、身動き一つ取れない状態でただひたすらに絶望の涙を流していた。
一番の美少女であり、誰よりも速く、誰よりも美しくあるべきだった自分。そのすべてが、あの一瓶の甘ったるい薬によって無惨にも破壊されてしまった。もう二度とターフを風のように駆け抜けることはできない。それどころか、自分の足で立ち上がり、自力で靴を履くことすら叶わないのだ。
(どうして……どうしてアタシが、こんな目に……っ)
屈辱と後悔に胸を締め付けられ、嗚咽を漏らしたその時だった。
――ギュルルルルルゥゥゥゥッ……!!
部屋中に響き渡るほどの、地鳴りのような巨大な腹の虫の音が、彼女の分厚いお腹の奥底から鳴り響いた。
あれだけの凄まじい絶望と悲しみの中にいるというのに。自分の体がこれほどまでに醜く肥え太ってしまったというのに。彼女の狂った胃袋は、涙を流してエネルギーを消費した分を直ちに補給しろと、脳に対して暴力的なまでの飢餓感を発信し始めたのだ。
(嘘でしょ……こんな状態なのに……また、お腹が空くなんて……っ!)
理性が「もうやめて」と悲鳴を上げているのに、体は完全に別の生き物のように食べ物を求めている。視界の端、部屋の奥のテーブルには、先ほど食べきれずに残しておいた、ファミリーサイズのフライドチキンのバスケットと、半分残った巨大なピザが見えていた。
「あ……あぁっ……」
彼女は涙で顔をグシャグシャにしながら、短い手足を必死に動かし、まるで陸に打ち上げられた巨大なセイウチのように、ズリッ……ズリッ……と床を這って部屋の奥へと進み始めた。巨大なお腹の脂肪が床にベチャリと押し付けられ、擦れるたびに重苦しい音が鳴る。
テーブルの脚になんとか辿り着くと、彼女は太い腕を伸ばしてピザの箱を引きずり下ろし、床に這いつくばったまま、冷めかけたピザを三枚重ねにして巨大な口へと押し込んだ。
「はむっ……ぐすっ……うぅっ……美味しい……っ、なんで、こんなに美味しいのよぉっ……!」
涙と鼻水、そしてピザの脂で顔をドロドロにしながら、彼女は嗚咽交じりに食べ物を胃袋へと詰め込み続ける。絶望の涙を流しながらも、脳を焦がすような脂質と糖分の快楽に抗うことは、今の彼女には絶対に不可能だった。
それからさらに半年という月日が流れた。
もはや彼女が学園の授業に出ることはなくなり、彼女の存在はトレセン学園における「生きた伝説」、あるいは「触れてはいけないタブー」として語り継がれるようになっていた。
現在の彼女の居場所は、特別に一階の角部屋へと移された、超特大サイズの特注ベッドの上のみである。
「んんっ……はむっ……ごきゅっ、ごきゅっ……ぷはぁっ」
昼下がりの薄暗い部屋の中。補強された鋼鉄製のベッドフレームを軋ませながら、彼女は業務用サイズの巨大なポテトチップスの袋を傾け、中身を直接口の中へと流し込んでいた。口の周りについた塩と油を、丸太のように太くパンパンに膨れ上がった腕で無造作に拭い取る。
彼女の肉体は、あの日玄関で倒れ込んだ時からさらに一回り、いや二回りも巨大化していた。
もはや「太っている」という次元すら超越した、ただひたすらにカロリーを蓄積し続ける巨大な肉の要塞である。
顔の輪郭などという概念は数ヶ月前に消滅し、首というパーツは完全に肉に埋もれて見えなくなっている。巨大すぎる胸は、まるで二つの巨大な岩石のようにドーム状に膨れ上がり、その重力に耐えきれず、完全に巨大なお腹の上に乗っかってしまっていた。
そして、そのお腹はといえば、もはや彼女が座っていても床に届くのではないかというほどに恐ろしい垂れ下がり方をしている。何層にも重なった分厚い脂肪の段差は、太ももどころか膝までを完全に覆い隠し、彼女の下半身の存在を視界から消し去っていた。
特別にオーダーメイドで作らせた、伸縮性抜群の5XLサイズの巨大なワンピースですら、今の彼女の異常な横幅と厚みを隠し切ることはできず、生地は常にはち切れんばかりに悲鳴を上げている。少し身動きを取るだけで、全身の莫大な脂肪がブルン、ブルンと大波のように揺れ、ズズズッ……と肉同士が擦れ合う生々しい音が部屋に響いた。
ベッドの脇には、学園のカフェテリアから特別に運び込まれる、一日一万キロカロリーを優に超える特注の食事が山のように積まれている。
ポテトチップスを平らげた彼女は、息をつく間もなく、隣に置かれていた特大のバケツに入ったチョコアイスを引き寄せた。普通のスプーンでは小さすぎるため、カレー用の大きめのスプーンを使い、アイスを山のようにお腹の上へとこぼしながら、猛然と口へと運び始める。
「んふっ……あまーい……。やっぱり、食後のアイスは最高ね……っ」
咀嚼するたびに、三重にも四重にもなった顎の肉がタプタプと揺れ、視界を塞ぐほどにパンパンに張り詰めた頬がだらしなく緩む。
かつての彼女の中にあった、「美しくあらねばならない」「太ってはいけない」という葛藤や絶望は、もうどこにも見当たらなかった。暴力的な食欲に完全に屈服し、脳の報酬系をカロリーによって完全に支配された彼女は、ただひたすらに食べ続けることへの至福に身を委ねていた。
「ふんっ……いいわよ。ターフで一番になれないなら……アタシは、この体で一番になってやるんだから」
アイスを飲み込み、彼女は巨大な腹をさすりながら、誰に言うでもなく独り言を呟いた。
その瞳の奥には、かつての「完璧な一番」を目指していた頃の、捻じ曲がったプライドが奇妙な形で残っていた。
「学園の誰よりも……ううん、日本中のどのウマ娘よりも、アタシが一番大きくて、一番重いのよ。胸だって、誰にも負けないくらい規格外なんだから。……そう、アタシは……この圧倒的な質量で、誰にも超えられない『絶対的な一番』になったのよ……!」
それが、自分の醜悪な肥満体型を正当化するための、哀れで滑稽な自己防衛に過ぎないと心のどこかで気づいていても、彼女はもう引き返すことはできない。
「ゼェッ……ハァッ……お腹、空いた……次は、特大カツカレーを五人前……持ってこさせないと……っ」
自力でベッドから立ち上がることも、自分の足で歩くことすら不可能になった巨大な肉塊。
かつてトレセン学園で一、二を争う美少女と謳われたダイワスカーレットの面影は完全に消え失せ、そこにはただ、己の異常な食欲とねじ曲がったプライドの果てに完成した、誰もが目を疑うほどの超巨大なウマ娘が、満たされることのない永遠の空腹を満たすため、今日も無様に食べ物を貪り続ける姿だけがあった。
身長:163.0cm / 体重:155.5kg(前月比 +13.0kg)
BMI:58.5(超高度肥満・生命の危機)
B:155 (Mカップ) / W:145 / H:160