独り言 2019/11 (Pixiv Fanbox)
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11月になりました。今年も残すところあと二か月。
先月はインプット量を増やそうと思って本を読んでました。
本を読むのは子供のころから好きなんですが、たぶん本気で読書を趣味にしている人よりははるかに読書量が少ないんじゃないかと思います。ただ最低限、文章を書くにはある程度の読書量が必要になる気がするので、平均より少し多いくらいは読めているのかなあと思ったり思わなかったり。でも読書は量より質だと思うので、あまり読書量でマウントを取りがちな読書家にはなりたくないなあとはよく思います。特定の誰かのことを揶揄ってるわけではなく、一般論としてね。
先月読んだ本
・エンタテイメントの作り方/貴志祐介
→ジャンルとしては、いわゆる小説の書き方みたいな指南本なんですが、そこから一歩進んだ視点、既に文筆をした経験がある人を対象に描かれているように感じて、非常に有用でした。僕自身が、著者の貴志祐介さんの小説は、ほぼほぼ読了しているファンなので、各小説で意識していた点などの解説があるなど、ファン視点でも楽しめる本でした。
ブックオフオンラインで購入(500円)。
・極悪鳥になる夢を見る/貴志祐介
→エッセイ。貴志祐介ファン向け。僕は楽しめた。
ブックオフオンラインで購入(200円)。
・悪の教典/貴志祐介
→有名な作品なので昔から読んでみたかったから買った。
読みごたえがあった。あわせて見た映画は糞だった。
ブックオフオンラインで購入(200円)。
・硝子のハンマー/貴志祐介(再読)
・狐火の家/貴志祐介(再読)
・鍵のかかった部屋/貴志祐介
→ブックオフオンラインで購入(200円)。
シリーズものなんだけど、結局のところ、唯一の長編である硝子のハンマーが一番面白かった。ドラマ化されてたみたいなんだけどそっちは見れてないけど、一番肝心な登場人物の設定変更がある時点で原作レイプされてそうななんとなく嫌な予感がした。
・ダークゾーン/貴志祐介 (再読)
・クリムゾンの迷宮/貴志祐介 (再読)
・グラスホッパー/伊坂幸太郎 (再読)
・マリアビートル/伊坂幸太郎
→グラスホッパーの続編。思った以上に正統な続編で、しかもめっちゃ面白くてびびった。グラスホッパーから結構後に書かれた作品で、構成も筆力も全部パワーアップしてて、すんごい面白かった。グラスホッパーも人気のある作品みたいなんですが、実は僕はあまり面白いとは思ってなくて、マリアビートルも騙されたと思って読んでみようくらいの感覚だったんですが、これは飛びぬけて面白かったです。
個人的にグラスホッパーの何が苦手だったかっていうと、伏線とラストシーンを合わせると、実は本編が幻覚だったのではないかと示唆されるように感じるところで、もしそうなってしまうと本編で出てきたユニークで現実離れしたキャラクターたちも、主人公の精神的な成長もすべて幻だったように感じてしまって、それが非常に虚しくて。で、続編となるこのマリアビートルでは、その可能性に対して完全にNOが示されていて、前作が現実だったと断言できるので、それを含めて安心して作品世界を楽しめました。
あと作中での純粋な悪意の表現が非常に勉強になった。影響されたので無意識的にパクるかも。ブックオフオンラインで購入(200円)。
・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹
→ブックオフオンラインで購入(200円)。
実は村上春樹作品をきちんと読むのはこれが初めて。学生の時は、村上春樹の隣の棚にある村上龍のアバンギャルドな作品は結構よく読んでたんだけど。理由としては、村上春樹作品はなかなか値段が落ちないんよ!それが切実だった。それと上下巻が多くて、揃って買えないことが多くて。
色彩を持たない多崎くんの話は、発売当初すごい話題になってて、読んでみたいって気持ちだけはずっとあって、やっと買って読んで、あーこれが村上春樹かー。すごい本当に射精してるー! みたいな感覚で、一歩引いて読み進めてたんだけど、読んでるうちにすごい感情移入したのと、世界観に圧倒される感覚があって、やっぱり人気のある作家さんはすごいなあと思った。オチに関して、余韻が残る切り方だったけど僕はいい気持ちのまま読了できた。なんかまだフライトしたまま、着陸せずにその世界に取り残されたような読後感。
僕はあんまり考えずに普通にハッピーエンドだろって思ったんだけど、いろいろ解釈があることを知って、確かに伏線と符合するけど多崎くんに感情移入してただけに衝撃的過ぎて、やめてーってなった。あえて最終章にあたる部分を書いてないのは、結末を読者にゆだねてるんだろうと思うんだけど、ここまで考察されてるのを読んじゃうと答えが欲しくなって仕方なくて、読んだ後もしばらく引きずってた。
村上春樹作品はちょっとずつ読んでみようと思う。
ブックオフオンラインで購入(200円)。
そんな感じ。
こういうのを書くとおすすめの本を紹介されることが多いんですが、僕は性格的に天邪鬼なのか、面白い!って紹介されたタイトルの本はあまり買わない傾向があるみたいで、もしなんかオススメがあれば著者名の単位で教えてもらったほうが嬉しいかも。
でもこうやって羅列してみると、あんまり読めてないな。
自宅に戻れば、アフターダークとか積み本が残ってるので今度回収してこよう。
んで、執筆の調子はどうなのって話なんだけど、正直まだいまいち。壁を越えようといろいろ考えてはいるんだけどなかなか。でも数か月前よりはちょっとずつ書けるようになってきた感じもある。
短編を書こうと思ってレッド・ブルをすごい久しぶりに召喚して酷い目にあってもらおうと思ったんだけど方向性がブレブレになってしまって、自分の中の悪意ってなんだ、みたいなよくわからない自問自答を繰り返してます。
でもインプットしたらしただけアウトプット力は復活する傾向にあるので、何かしら絞り出そうと思います。ここを乗り越えたら次のステージに進めそうな気がする。諦めないで根気よく向き合ってみようと思います。
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(追記用)