【裏バニー小説】錦糸町店:リモコンバニーさん(佐伯マナ・21)の場合 (Pixiv Fanbox)
Published:
2025-12-02 16:25:24
Edited:
2025-12-02 16:53:20
Imported:
2025-12
Content
トレイを左手に、
笑顔だけは崩さずホールを歩く。
(うー……すっごい違和感……)
下半身の奥に忍ばされた小さな機械。
一歩踏み出すたび、
異物感に思わず腰が逃げる。
(いまはワイン運んでるんだから…冗談抜きでいまはやめて……)
視線が刺さる。
まるまるさらけ出した胸はもとより。
太ももに固定された電源ユニット。
そこから伸びるケーブル。
そしてその先のハイレグ。
(もおー見ないでよ〜…!
いや、見られるのが仕事なんだけど…)
客の前にグラスを置いた、その瞬間。
来る。
「……っふ……」
声にならない声が、喉から漏れる。
トレイがほんの少し揺れる。
(く…でも、まだ耐えられるっ…
笑顔!笑顔キープ!)
視線をそっと巡らせる。
(誰、いま押したの…?
カウンターの常連…怪しい。エロい目でじーっと見てたし!
それともあのカップルの彼女のほう?うわ、めっちゃ怪しい。すっごい見下した目で見てるし)
「っ……!」
膝がカクンと落ちかける。
それでも必死に踏みとどまる。
その時——
店の奥の店長と目が合った。
黒いリモコンを
指先でくるくる回しながら。
(て……店長〜!?)
店長は、
「いっくよ〜♡」
と言いたげに満面の笑みで——
ボタンを押した。