ヤンデレ後輩からの歪んだ調教:Ⅱ (Pixiv Fanbox)
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朝――。
爽やかな朝の空気が窓から流れ込んでくる。
晴れやかなで気持ちいい空なのに俺の心は憂鬱だった。
鉛でも呑み込んだ様に胃が重くて、足取りもそれに応じて重く感じてしまうのだ。
それでも朝は来てしまうし、学校はある。
それはすなわち――。
「先輩~、おはようございます♪」
門を潜ると、桃花が迎えに来てくれていたのだ。
いつもなら嬉しい展開なのだが、今の俺にとっては桃花の顔を見ると、鬱になるしかない。
「お、おはよう」
なんとかそれを返すのが精一杯だったのだが、桃花はニヤニヤといじめっ子の笑みを浮かべ、俺をなぶってきた。
「あれ? 先輩~、ため口ですか? 先輩って私のなんでしたっけ?」
こいつ……。
心にドロドロとしたものが芽生えるが、負けたのは俺の心の弱さのせいで、情けなくて俯いて挨拶し直す。
「ううぅ……おはようございます」
朝から外で後輩に挨拶させられ直させられ惨めな思いしかない。
通勤で通る他の人の目がすごく敏感に感じてしまう。
誰かが見てたり、聞かれたりしてたら……。
だが、桃花は実に楽しそうだ。
俺をいじめるのがそんなに楽しいのだろうか?
昨日から桃花の人格が変わってしまったのかと思えるほどの変わり様だ。
女子怖い。
「違いますよ? 言葉遣いもそうですが、私は先輩の立場を聞いたんですよ? ほら、先輩は私の何なんですか? 答えてくださいよ~」
吐息がかかるほどの距離で囁いた桃花が耳元に息を吹きかけてきて、脳髄が痺れる。
朝からは……ダメ……。
こんなことをされたら、スイッチが入ってしまう。
桃花な顔を見れずに俯けば、目に入るのは桃花の爪先――。
綺麗に手入れされたローファーと紺色のハイソックスとそこから伸びる白い美脚。
魅惑的な脚だが、そこから放たれる納豆臭を思い出した瞬間、俺は何故か興奮していた。
……畜生。
昨日してしまった行為を思い出して、俺は桃花に屈服したことを認めてしまったのだ。
「……俺は、桃花……様の……マゾ奴隷です」
「フフフ、アハハハハ♪ちゃんとわかってるじゃないですか~。だったら、ちゃんとマゾ奴隷らしくして貰わないと困りますよ? さすがに土下座とかされたら、困りますけど~♪ まぁ、まだ調教が足りないみたいなのは私の責任なのでお仕置きはしませんよ? フフフ、今日もたっぷり躾ちゃいますからね? ………-逃がしませんよ?」
目の据わった桃花が下から覗きこんで来て、蛇に睨まれた蛙の様に身動きとれなくなった。
また壊されるのか……。
一日でズタズタにされた傷は癒えてない。
今度はもっと深く壊される……。
絶望と恐怖が心に広がる中、俺は反面昨日の桃花の笑顔と行為を思い出して、ひそかに興奮してしまう自分がいることに気づいていた。
あぁ、俺はもうダメなんだ。
「……………」
「ほら、いきますよ? ボヤボヤしてあら遅刻しちゃいますからね?」
桃花は俺の手を握ると犬のリードを引っ張るように俺を学校へと連れていくのだった。
◆
授業――。
はぁ、落ち着く。
面倒に感じていたが、桃花とは違う学年なので会うことないからな。
そんな風に安堵の息を吐いていたのだが――。
「橘君、なんか下の学年の子が呼んでるよ?」
クラス委員長の言葉に激烈に嫌な予感がした。
無視したいな。
そんな考えが頭に過った瞬間、ゾッと背筋に電流が走った。
悪寒……。
扉の方を見ると、
「あ! 先輩! ごはん食べましょうよ! 先輩の分も作ったんですよ!」
「橘の彼女かよ!」
「めっちゃ可愛いじゃん!」
「リア充死ね!」
「なんで来たんだよ!」
「先輩とごはん食べたかったからです! だって私達……恋人みたいなものでしょ?」
健気な後輩の台詞なのに最後の言葉だけは囁く様なものだ。
目まで潤ませて演技しやがって。
「フフ、ほら屋上。いきましょ? お昼休みが終わりますよ?」
「お、おい……」
また桃花に引っ張られるままに俺は屋上へ連行されたのだった。
クラスメイトに冷やかされながら――。
◆
屋上は幸い誰もいなくて、桃花と二人になれた。
「なんで来たんだよ?」
「アハ♪ 先輩の女だって知らしめたかったんです♪ 先輩のこと狙ってる女の嫉妬の視線があって背徳でした~♪」
なんでこいつは見た目に反して中身がこんな残念なんだ。
てか、なんでここまで俺が好きなんだよ。
突っ込みどころがありすぎて突っ込む気にもなれん。
「あと、先輩~」
急に桃花の目付きが変わった。
「先輩、口の利き方。朝の事、もう忘れたんですか? クラスで先輩のこと公開処刑してもよかったんですよ?」
さらりと恐ろしい事を言ってきたが、平然と言ってきたことが本気でやりそうで怖すぎる。
しかも、桃花と付き合っている、みたいな既成事実まで作られたし。
これだと、もう学校で逃げ場がない。
桃花は毎日クラスに呼びに来るだろう。
逃げたら、美少女の後輩の彼女を避ける外道、のイメージが広まってしまうから逃げられないし。
……こいつ、どこまで計算してんだよ。
「う……ご、ごめん……なさい」
「うんうん♪ 私に屈服した事実を忘れちゃダメですよ? でも、まだ反抗的ですね~」
桃花は俺が態度を改めると嬉しそうにカラカラと笑う。
悪魔め!
「今日は先輩の回復したプライドを再起不能にしてあげましょうかね♪」
桃花が一歩近づいてくると、俺は無意識に後退ってしまった。
「い、いや……」
「いやとか無いんですよ? 先輩は私の……マゾ奴隷なんですから~🖤 奴隷に拒否権なんかないんですよ?」
桃花は狩人が獲物を追い詰めるようにまた一歩距離を詰める。
俺はまた一歩後退ったが、また桃花はそれを平然と詰めてきた。
「もう…………こんなの……やめ……」
もう止めてくれと懇願しようとした瞬間、
『「俺は……桃花さま……専用の……マゾ奴隷……になり……ます」』
…………え?
俺の声で昨日言わされた台詞が桃花から流れてきた。
「い、今の……」
「先輩~、私が先輩を逃げられるようにしてるわけないじゃないですか♪ 先輩の恥ずかしい声も姿もばっちり録音、録画してるんですよ? 先輩が万が一にも逃げたり、反抗が過ぎたら公開しちゃうつもりですからね? あ、先輩が社会的に抹殺されても私が養ってあげますから気にしなくてもいいですけどね🖤 毎日先輩が専業主夫として私を甲斐甲斐しく迎えてくれる将来もそれはそれでいいですね~」
うっとりとおぞましい将来を語る桃花はまじでヤバイ。
このヤンデレまじでヤバイ。
浮気でもしたら、包丁で刺されそうな恐怖が俺の心を縛り上げていく。
しかも、録音も録画もされてしまっては本当に逃げられない。
肉体も精神も桃花に支配されるしかないんだ……。
絶望が真綿の様に俺の首を絞め、諦めがじんわりと心に広がっていき出した。
抵抗するよりも桃花を受け入れた方が楽になれる。
俺のプライドは桃花に笑いながら食われていく。
「じゃ、ごはん食べましょう♪ 奴隷のお世話も飼い主の義務ですからね」
桃花は満足げな笑みで椅子に座ると横に座るようにポンポン隣を叩いた。
よかった、床に座れとかじゃなくて……。
「あ、ありがとう……ございます」
慌てて言葉を付け足すと、俺は桃花の隣に座った。
「今日は愛情たっぷり後輩弁当ですよ!」
パカッと開けるとサンドイッチが出てきた。
「また毒入りとかじゃ……ないですよね?」
「先輩、それは本当に失礼です。思ってても聞かないでください」
あ、まじで傷つけたみたいだ。
桃花の目が潤んでる。
これは不味い。
「ご、ごめん! サンドイッチありがたくいただきます!」
俺は慌ててサンドイッチを掴んで頬ばった。
ムシャムシャムシャ。
「あは♪ そんなに口いっぱいに食べちゃって~♪ 美味しいですか? 私のお手製サンドイッチは?」
「うん。美味しい……です」
瑞々しいレタスと味の染み込んだピクルス、ぶ厚めのハムがバターの塗られたパンに挟まれて簡単ながらも手がかかってる。
あと、唐揚げサンド、卵サンド……どっちも俺の好きなサンドイッチだ。
「先輩の好みくらい中学校の時から知ってますよ? 大会の時いっつも同じサンドイッチ買ってましたもん」
「よく見てる……ますね」
「あ、ジュースもどうぞ」
こうほのぼのされると慣れないな。
桃花の場合は本性だからあれだが、俺にはこう奴隷と普通の切り替えが急にできない。
それでも、こうやって普通に昼御飯を作ってくれて、それを食べてる姿を幸せそうに見つめられてると、こっちまで幸せになる。
これが普通なら最高なのに……。
と思うのは贅沢だと思うほど美味しいランチタイムが過ぎていき――。
◆
「御馳走様でした」
「お粗末様でした♪」
「本当に美味しかった。ありがとう……ございます」
「フフ、よかったです。早起きした甲斐がありました。明日も楽しみにしていてくださいね?」
明日も作った来てくれるのか。
これは役得だ。
桃花の美味しい弁当が食べられるなんて思わぬ喜びだな。
だが、俺の幸せな時間はそこまでだった。
「じゃ、食後の運動ならぬ、調教――始めましょうか」
「…………はい?」
聞き違いだろうか。
桃花が笑顔で言いはなった台詞に俺は首を傾げた。
「なんで鳩が豆鉄砲でも受けた顔してるんですか? 奴隷がご主人様に餌をいただいたら、ちゃんと行動で返すのが当たり前でしょう? 食べっぱなしだと体にも悪いですから、ちゃんと健康のために調教してあげないとね🖤」
あぁ……俺が甘かった。
ヤンデレの桃花がこれで終わるわけなかったんだよ……。
俺はがっくりと絶望しながらも素直に頷いた。
弱味を握られている俺には逃げ場などないのだから――。
◆
「フフフ、さっきの時間は体育だったんですよ~」
桃花は足を揺らしながら上靴を脱ぎ捨てる。
俺はその足元に正座させられていた。
カタン、と転がった上靴から見えたのは紺色の足の裏。蒸れているのがわかるほど色が黒く変わっている。
「フフ、まだ半日もあるのに蒸れて堪らないんです。綺麗にしてもらえますか?」
「き、きれいって」
拭けばいいのか?
俺は一縷の望みをかけて問いかけたが、桃花はニヤリと笑い、
「バカですね~、奴隷は奴隷らしいやり方があるでしょう?」
ベッと舌を出して、右足の靴下を脱いだ。
白い素足を俺の前につき出し、
「し・た・で綺麗にして下さい♪」
足を……舐める?
いくら足の裏にキスさせられたとは言え、足を舐める?
「フフ、そんな愕然とした顔をしてもダメですよ? 先輩、私の足の汗と垢全部飲み込むんです。当然できますよね? 足の裏にキスしちゃう変態なんですから♪」
改めて見せつけられた足の裏には糸屑や足汗が光っている。
そして、そこから放たれるのは半日しか経っていないのに立ち上る強烈な納豆臭。
昨日は体育がなかったからましだったのか?
もし一日経っていたらどうなってしまうんだよ。
美少女と思えないほどの異臭に再び噎せてしまう。
く、くさい。
臭いものはくさい。
いくら可愛くても形容しがたい臭いなのだ。
なのに――。
ビクン。
「あらあら、こんな体育で臭くなった足の臭い嗅がされて感じるんですね。身体の方は私好みにちゃんと染まってきて偉いですね~」
そう……。
俺は臭いはずの桃花の足の臭いを嗅がされて勃起していた。
「ほら、舐めてくださいよ。早くしないとお昼休みが終わっちゃいますよ? それに他の生徒が来ちゃいますよ? 私は先輩とならどんな関係が広がっても構いませんけど、先輩は……困りますよね? あ、もしお昼休み終わるまで逃げたら――録音と録音が、わかりますよね?」
足の指を閉じたり、広げたりして臭う風を俺にかけながら、桃花は脅迫に近い言葉で俺を追い込んでくる。
くっ…………。
一昨日までなら絶対にありえなかったし、想像もしなかった。
後輩の女子の足の裏を舐めるなんて……。
俺は目を閉じ腹を決め――。
ピチャッ。
「あん♪」
桃花は俺が足に舌を這わせるとビクリ、と身体を震わせる。
ピチャ、ピチャ、ピチャ。
「アハ、アハハ、アッハハハ♪ これ最高です。大好きな先輩が屈服して私の命令で最低に惨めな姿を見せてくれるなんて、とっても最高ですよ🖤 私に屈服した今の姿を想像してもっといやらしく舐めて下さい🖤」
桃花は俺の口に爪先をねじ込み、指の間を舌で無理やり舐めさせてくる。
「おごぉぉぉぉぉぉ!」
「ほらほら、美味しいですか? 私の足のお味は? ほら、もっと舌使って垢と汗を舐めとって下さい♪ ウフフフ、こんな姿誰かに見られたら、もう学校にこれないですね~♪ アハハハハ!」
口角を引き裂かんばかりに足をねじ込んでくる桃花の足に歯をたてないように無意識に口を開いていた。
「先輩、優しいですね。あ、このまま指と指の間もしっかり舐めて綺麗にするんですよ~♪ フフフ、気持ちいいですね。折角だし、このままオナニーしましょうか」
え?
ここで?
思わず見上げたら桃花と目があった。
あれは本気だ。本気でここでやらないといけないのか……。
でも、弱味がある俺は逆らえない。
いや、この状況で俺は興奮していた。
心の奥で桃花に命令されることを望んでいる自分が生まれていた。
俺はズボンを半分ほど下げでそそりたったチ●コを外に出した。
桃花の蒸れた臭いを嗅がされて勃起したそれを俺は自分の手でしごく。
シコシコシコシコシコ。
「ねぇ、私の足の味はどうですか?」
「おいしいれむ」
俺の言葉に桃花は思い切り笑っていた。
「美味しいんですか? 蒸れた味がして納豆臭くてしょっぱい味が美味しいですね~♪ちょ~変態ですね」
ゴミでも見るような眼差しなのに、ますます激しく俺は興奮してしまっていた。
桃花にこんな変態に落とされたのに、気持ちいい……。
桃花の足をしゃぶさられ、臭いにおいを嗅がされ、惨め極まるオナニーを見られているのに、萎えるどころか激しく感じているのだ。
「ほらほら、このまま足しゃぶりながら射精して見てくださいよ~。後輩の洗ってない蒸れたくっさい足を舐めさせられて屋上で先輩の変態オナニーで精液撒き散らしてくださいよ~」
「桃花様~」
足を口に突っ込まれ、命乞いする様に哀願する様はまさに負け犬の姿だった。
そんな惨めな俺を見下ろしながら桃花は冷たく命令した。
「ほら、いけ。……マゾ。……いけ、変態。命令だから、イケ、いけ、イケ、いけ、イケ、イ・ケ🖤」
あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
ビュビュビュビュュュュュ!!
頭が真っ白になって、電気が流れた様に熱が弾けた。
そのまま床にへたりこんだ俺を見下ろしながら桃花は心の底から笑っていた。
「ウフフフ! アハハハハ! 本当にいっちゃっいましたね~。足舐めながら射精してしまいましたね~。これ、トラウマモノじゃないんですか? 先輩、オナニーする度に私のくっさい臭いと足の味が思い起こされるんじゃないんですか? ウフフフフ! アハハ!!」
くずれ落ちた俺の身体を、顔を踏みにじる桃花の顔は見とれてしまうほど美しく俺はもう桃花から絶対に逃げれないと思い知らされるのだった。
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