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乾燥シーズンは指紋認証が死ぬ。

ハンドクリームを塗ったら塗ったで、今度はクリームのせいで反応しないし、画面が油分まみれになるのもいただけない。

せっかく指紋認証の設定しているのに、パスワード入力するの面倒なんだよなぁ。

最近は毎回この手間を踏まされている。


隣の席の白月ひかりは今日も静かに読書に勤しんでおり、レンズ越しの瞳は活字の海に夢中であった。彼女の印象は地味な長身女子。しかし、その身長は部活動に生かさず、放課後は弟のお見舞いに費やしているらしい。面会時間に合わせるため、時間を潰しているのだ。

優しいお姉ちゃん。いいな……。


「おい、白月。ちょっと来い」


無害そうな白月には接点がないであろうクラスの銀髪ギャルに声をかけられていた。他にも数名ギャル友達が立っている。

クラスメイトも不穏な雰囲気を感じ取り、放課後の姦しい教室内が一気に静かになった。


白月は無言で立ち上がると、ギャルたちと一緒にどこかへ向かう。

教室からギャルたちと白月が去っていくと、クラスがざわめき出す。


「やばくない?」

「あいつ、石園になんかやったの?」

「お前知らないの? 実は……」


僕は別に正義感が強いわけはない。だが、優しい人間が損をしたり、傷ついたりするような理不尽には憤りを感じる程度にはある。

椅子から立ち上がり、カバンを背負う。まるで帰宅する仕草で教室を去り、廊下の30m先で歩いているギャルたちの後を追った。

彼女たちが入っていったのは多目的室であった。入り口からこっそりと中の様子を伺う。


「なんでアンタが颯太に告白されてんだよ。しかも振ったらしいじゃん」

「颯太のことを好きなのはマミなのに。ふざけんなよ」


ギャルたちが白月を囲み、まくし立てていた。


「えっと……告白された理由はわからないけど、私は付き合っていないのだから石園さんが早見君に告白すれば良いんじゃないの?」

「そう言う話じゃねんだよ。お前、ほんと生意気だよな。身長もデカくて毎回目障りなんだよ」


女子同士のいざこざに混ざりたくはないが、多数で1人をいじめるのは胸糞悪い。


「痛い目見ないとわからない……?」


石園舞美は白月の首元掴み、メンチを切っていた。

流石にここまで来て見て見ぬ振りはできない。

扉の取っ手に手をかける。その瞬間、室内の圧が変わった。


「前から気になっていたけど……石園さんのおっぱい。羨ましい」


唐突に白月が石園の胸を揉み始めた。服の上からでも手が沈み、そのサイズ感がわかる。


「何……勝手に胸揉んでんだ?」

「……早見君のために、おっぱい大事に取っておいているの? ふふ……可愛いところあるんだね」


僕は何を見せられているんだ。こんな険悪な雰囲気の中でおっぱいを揉みしだいたりして……。


「んちゅ……」

「お……お前。何して……」


ギャルの1人が驚いた顔で白月の方を見る。

白月は顔色一つ変えず、石園と唇を重ねていた。

後頭部に手を当て、逃げられないように抑え込みながら。


「んちゅ……ぢゅるる、れろえろ」

「んッ、んん……ぅぅぅ」


10cmはある体格差が白月に有利に働く。

舌を絡めたキスをされ、石園の表情がみるみるうちに蕩けていった。


「れろれろぉ……ぢゅる、んちゅ、ちゅぷ……ぢゅるるぅ」


急に始まった淫靡な光景に周りのギャルたちは声を出せずにいた。

押し寄せる快楽に溺れそうになる石園。黒目が瞼の裏に半分隠れていた。


「ぱぁ……はい、お終い。こういうキス、したことないみたいだね。反応が初々しかったし」


床に崩れた石園は身体をビクビクと振るわせ、スカートが捲れている。そこから覗くパンツに透明なシミを作っていた。


「じゃあ、次は……三浜さんにしようかな……」


白月から二番目に近かった三浜は彼女に抱き寄せられた。まるで飼い猫と戯れる時のように両頬に手を添える。


「ちょ、ちょっと。待って。本気? なんでキスなんか……」

「ふふ……恥ずかしがらなくても大丈夫だよ。これからみんな石園さんみたいに堕とすから。んちゅ……れろろえろれろぉ」

「んんッ……んぐんんぅぅぅぅぅ……♡」


白月はわずかな抵抗すら唇で黙らせた。

舌を絡め、2人の間で唾液を行き交わせる。

始めは両手で白月の身体を押し返そうとする三浜も口内に注がれるキスの快楽に毒され、ついには伸びた。


「次、次、次……」


1人ずつ着実に潰されていく。白月は至高のテクでギャルたちを黙らせる。もはや力関係はハッキリしていた。

多目的室の床に5人の女性が横たわっている。4人は気絶していた。その内の1人——まだ辛うじて意識のある石園の頭に上履きを脱いだ足を乗せる。


「私が……悪いんだっけ?」


濁された回答を尋ねる。早見に告白されたのは、決して白月のせいではない。誰も悪くない。

石園は快楽の余韻でまともに返答できずにいた。その態度が白月の嗜虐心を煽る。


「ねぇ、答えてくれないとわからないんだけど……もっとシた方がいいみたいだね」


そう言うと、白月は石園をお姫様抱っこして、教室内のロッカーへと向かった。


「い、いや……。ああ……ぁぁぁッ……んぐぐぅぅぅぅ‼︎」

「うるさいよ? 誰か来ちゃったらどうするの……。静かにして。ちゅ……ん、ぢゅるるるぅぅ」


ロッカーに連れて行かれる石園。恐怖で叫ぶ彼女を白月は歩きながらキスで黙らせた。


「複数人で私に酷いことしようとしたのだから、石園さんは悪い人。悪い人が被害者からどんな仕返しされても……文句は言えないよね」

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」

「謝らないで。謝っても許さないし、手を抜こうとも思わないから。ちゃんと反省できるように……気を失うまで■すの。狭いロッカーの中で」


※※※


隣の席の白月が手を挙げた。


「せ、先生。教科書を忘れてしまったので、赤口君に見せてもらってもいいですか?」

「白月にしては珍しいな。赤口、見せてやってくれ」


正直、高校生にもなって机をくっつけて一冊の教科書を2人で読むのは恥ずかしい。それも今の時間は生物。受精だの性染色体だの男女で読むにはタイミングが悪い。しかし、仕方がない。教師に言われたら見せないわけにはいかない。


「はい」


白月は机をくっつけ、僕の席に椅子を近づけた。

花の甘い香りが鼻をくすぐる。


「ありがとね」

「いえいえ」


昨日の出来事があるせいで、やたらと緊張する。横目で周囲を見渡すと、あの銀髪ギャルと目が合った。彼女はこの世の終わりを見るかのような表情でこちらを一瞥し、黒板へと視線を移動させた。

教科書に視線を戻す。下には書取り用のノートが敷いてあり、そのノートの端に何か書かれていた。


『昨日のことは忘れて』


白月の方を向く。彼女は首を傾けて僕を見つめていた。シャーペンで文字を差してくる。

筆談で答えろってことか。

僕はペンを走らせる。なんてことはない。手短に6文字を書き殴った。


『なんのこと?』


知らないフリ。それこそ最適解。世の中、不必要に知ってしまうと、事件に巻き込まれやすくなる。

白月は僕の短文の下に文字を書き始めた。

授業中、教師の目を盗んで文字による会話を繰り広げる。なんかカップルみたいだな。

そんな脳内お花畑の僕を、白月は茨の道へと招く。


『とぼけてもいいけど、同じ目に合わせるよ』


シンプルな脅迫。

指が止まった。同じ目って……いや、授業中に何を考えているんだ。

さらに文字が増えていく。


『今ここで』


今ここで……⁉

今度は息が止まった。展開が急すぎる。考える時間すら与えてくれないのかよ。

太ももに柔らかな感触が擦れた。

視線を下げると、白月が左手で僕の腿を撫でていた。


彼女の右手が文字を追加する。


『一回搾られないとわからない?』


太ももから身体の中心——股間へと手がスライドする。下半身に熱が集まり、わずかに硬くなる。


カリカリ……♡


「〜〜〜〜ッ‼︎」


白月は僕のズボンの上から肉棒を甘く引っ掻いた。


『勃起してる』


やめろ。引っ掻くのも、文字による実況も。


『先生、呼ぼうか?』


「ふっ……ふっ……んくっ……」


声を殺して身を縮める。隣で白月は嗜虐的に笑っていた。


カリカリ……♡


こいつ……楽しんでやがる。


「ふぅぅぅぅ……」


唐突に、こそばゆい吐息が耳の中に注がれる。

ビクンと、身体が跳ねた。前立腺が甘く疼くあの感覚が走る。

パンツに我慢汁が染みた。見なくても感触でわかった。肉棒は最高潮まで膨れ上がり、ズボン越しでも勃起が丸わかりである。


『放課後、保健室に来て。続きはそこで……シテあげる』


それがノートに記載されると、チャイムが授業の終わりを告げた。


※※※


いや、いやいやいや。

どんな美人局だ。

普通に性欲よりも恐怖の方が強い。

帰ります。帰って抜くからいいよ。


銀髪ギャルと下駄箱で会った。昨日、白月に犯されていた石園だ。


「おい……どこ、行こうとしてん……だ」

「どこって……自宅だけど」

「ひか……白月に……呼ばれている……だろ」


何でそれをあんたが知っているんだ。

というか言葉が途切れ途切れだけど、体調でも悪いのか?


「いいから……来いって‼」


腕を掴まれ、行先も告げられず強引に連れていかれる。

耳元に微かに機械音のようなものが聞こえた。


※※※

保健室に辿り着く。

扉を開けると、甘い香りが鼻をくすぐった。

保健室って薬品の匂いがするイメージがあるんだけど。小学生以降利用したことがなかったから最近は違うのかもしれない。

中には保健教諭が椅子に座り、タバコを吸っていた。


「いや、まずくないですか。校内でそれは」

「ん? あー……これ? 違う違う。これタバコじゃないから」


確かにタバコ特有の臭いはしない。むしろ甘い香りが漂っている。でも、そういう種類のものだってあるだろうし。


「そんなことより……用があるのは私じゃなくて、彼女でしょ? 一番奥のベッドで待ってるよ」


指差された場所はカーテンが閉め切りになっていた。

銀髪ギャルが先に進む。僕はその後を追う。


「はぁ……」


ため息を吐く。ああ、気が重い。

カーテンを開くと、ベッド脇の椅子に座り、文庫本を読んでいる女がいた。


「帰ろうとしていたみたいだけど……?」


視線を活字に向けたまま言う。


「放課後だからね」

「傷ついちゃったな……。そこ座って」


身長が大きいのもあって、圧がある。

僕は言われた通りベッドに腰掛けた。


「舞美ちゃん、ありがとう。もう帰っていいよ」

「え……」

「ん……なにかな? その顔。2度と関わらないでって言ったのに、犯してほしいって懇願してきたから構ってあげているんだよ?」

「それは……そうだけど……」

「はぁ……。いい、わかった。もう関わらない。ローターも外していいよ」

「ま、待って。ごめん、謝るからッ‼」

「舞美ちゃん。もう……帰っていいよ?」


石園は顔を青ざめ、トボトボと頼りない歩みで去っていった。


「……いいのか?」

「いいの。どうせ後でまた謝ってくるだろうし……」

「いや、そっちじゃなくて。弟のお見舞い」

「ああ……今日は大丈夫」


白月がベッドに乗った。

すると、僕のベルトに手をかけ、ズボンからシュルシュルと抜く。慣れた手つきで身ぐるみを剥がされた。


「ちょっと……」

「じゃあ……まずは勃起しよっか。んちゅ……」


人生初のキスは奪われる形となった。

唇……やわらか……ぁ。

大福やマシュマロのように柔らかく、それでいて吸い付いてくる。

ゾクゾクと鳥肌が立った。身体がさらに快楽を求めてしまう。


「れろ……れろぢゅる……ぢゅるるぅぅ」


白月の舌が唇の隙間をなめらかに滑り込む。熱い唾液の絡んだ舌が僕の舌に密着し、ヒダ一本一本を味わわせるようにゆっくりと舐め上げてきた。


「ぱぁ……。私、身長が大きいから後ろから君がスマホのパスワード手打ちしているところ見えちゃったの。確か3989114……。あと一個がわからないんだよね」


その7桁は僕のパスワードと一致していた。最後の数字は5。当てられる可能性は1/10。


「はぁ……はぁ……。知って……どうするんだよ」

「その方が効率良くことを進められるから」


勃起した肉棒を握られる。キスで十分に硬くなっていた。


「教えてくれる?」


にちゅ……にゅっちゅ、にっちゅ……♡


手マンコを上下にゆっくりと動かし始めた。

くそ……上手い。握り方や動かし方が手慣れている。経験者の所作だ。

自分でするよりも肉棒の弱いところを的確に突いてくる。


「ほら、れぇぇぇって舌出して? 吸ってあげるから」


にゅちゅ、にゅち、にゅぎゅにゅちゅ♡


促すように手淫を速めた。ビクンと身体が跳ねる。

従順に舌を出すまでペースを落とすつもりはないらしい。

恥ずかしつつも舌を出す。


「始めから言うこと聞いていればいいんだよ。あむ、ぢゅるるぅ、れろぢゅるぅ……」

「んん……ッ‼」


べろちゅ―と同時に手マンコの動きが緩徐になった。口と手。どちらかの刺激だけに没頭しないように快感を調節している。


「れろっ、れろれろ、ぢゅるる……ぢゅぶ、れろえろぉ」


にゅっちゅ、ぎゅちゅ……にゅっちにゅっちゅ……♡


「ぢゅるるぅ……ちゅ、んちゅ……れろれろ」

「んっ……ちゅ……ぐ、んん……ッ‼」


亀頭の先がパンパンに膨れる。精子を出したくて睾丸が震える。

射精欲が昂っていくのを感じた。


「ちゅぱ……。ダメ、まだイかせない」


しかし、白月は射精の寸前で、ぱっと手を離した。

今しがた中身を吐き出しかけていた睾丸をフェザータッチしてくる。指の腹で撫で上げ、爪で甘く弾く。


「んっ……っく、ぁぁぁ」


こそばゆい弱刺激だが射精間際の身体に強烈な快感であった。電流を流されたかのように膝がガクガクと動く。


「10回間違えると初期化だから、残り10個の数字を一つずつ入れればいいんだけどね……。一発で当てたいじゃん。だから、一回でも間違えたら私の負け。諦める」


それはこっちも大助かりだ。白月にとって絶対にパスワードを解除できる状態とはいえ、何かの手違いで初期化なんてされたらたまったもんじゃない。


「でも、もし私が当ててスマホの中身を見られたら……君の性癖も全部知られちゃうね」


片手を腹部に当て、もう一方の手で扱く。

今度は射精までは至らないが、我慢汁は溢れさせる絶妙な力加減とペース配分で。


「今から……0から9まで一つずつ言っていくから、正解の番号だったらおちんちん跳ねて答えてね……」

「誰が……そんなことするか」

「0」


数字当てが始まった。


にゅち……にゅち♡


「1」


にゅっちゅ……ぎゅちゅ♡


嘘発見器、はたまたダウジングのように魔性の手マンコが肉棒に語り掛ける。


「2」


にゅっち……ぎゅちゅちゅ♡


正解の数字が近づいていく。

バレないように息を潜めた。


「3」


にゅっちゅ……にゅっち♡


「4」


ぎゅっちゅ……にゅちぃ♡


「5」


ここを我慢すれば、あとは適当な数字で跳ねれば……。

緊張で身体がこわばる。


「6……。ふふ、お馬鹿さん。なんで片手をお腹に当てているか考えなかったの?」


腹部に手を当てている理由。僕の身体が快感で前屈みになって、手淫の邪魔にならないようにするためでじゃないのか。


「5の時だけ……お腹に力が入ったよ?」


お腹に力が入ったから何だという……。

……まさか。いや、でもそれしか考えられない。

我慢している時を見定めるため。


「あ……あ、あ……」

「ふふ……バレたら気が緩んじゃったね。おちんちん、手の中ですっごい跳ねだした」


でも……まだ大丈夫。バレても大丈夫だ。

僕の性癖を満たすのは……彼女に不可能。

スマホのロックが解除される。白月は僕のプライバシーに土足で踏み込んだ。


「へぇ……やっぱり。おっぱい好きなんだね。パイズリの画像ばっかり……bropdoxに保存されている」


問題ない。彼女はどっからどう見ても貧乳。なんならさっきいた石園の方がやばかった。


「よかった。私の得意分野だ」

「……そんなわけないだろ」


白月がブレザーのボタンを外す。次いで中に着ている白いワイシャツのボタンを外す。なんてことはない。水平線のように平らな胸だ。

服を脱ぐと、最後にスポーツブラに似たブラが出てきた。


「ねぇ……和装ブラって知ってる?」


初めて聞く和洋折衷の単語。だが、それを聞いて嫌な予感がした。

和装。それは巨乳と相性の悪い服装。わざわざ和装ブラというカテゴリーがあるのだとすれば、胸を小さく見せる効果があるのだと想像がつく。

白月は和装ブラを外した。


「目が釘付けだね……」


どこにこんなものを隠していたのか。

貧乳だった白月の胸部はグラビアアイドル顔負けの豊満な双乳が露わになった。左右の乳肉が密着し、ブラなしで天然の深い谷間が出来上がる。

小さく見せるにしても……限度があるだろう。

このサイズ……石園よりも大きいんじゃ……。


「舞美ちゃんのおっぱい……ちょうどいいサイズで、羨ましいんだよね。ここまで大きくなると、このブラ使わないと太って見えるし」


自身の胸を鷲掴み、まじまじと眺める。

桃色の膨らんだ乳輪と真ん丸の乳首は可愛さの中に淫靡さが孕んでいた。


「ああ……でも、おちんちんは余裕で包み隠せると思うから、パイズリ向きではあるね。君の大好きなパイズリ向き」

「何が目的なんだよ……」

「大きく分けて二つ……かな。まずは昨日の件を誰にも言わないと約束してもらうために……躾けないといけない」

「いいわけないだろ」


僕の反論など耳を貸さず、滔々と言葉を紡ぐ。


「もう一つは……練習台兼捌け口かな。性欲の……。義理の弟で試していたんだけど、この前、搾りすぎちゃって……」

「入院の理由って、まさか……それで」

「ふふ……お見舞いに行くたびに顔を青ざめるんだよ。でも、おちんちんには快感がべっとりと残っているから……私を見ただけで勃起しちゃうの。可愛いよね」


精緻に花の刺繍が施されたピンク色のデカブラを付け替える。当然のように甘美で長い谷間を作っていた。

官能的な柔らかさと丸みを帯びた双乳。デカブラに包まれたことで左右の乳肉が満ち満ちに寄せ集まっている。豊満すぎるが故に乳肌にストラップの一部が食い込んでいた。


「ここに……おちんちん挿乳するからね?」


その谷間に肉棒を入れる隙間が残っているのだろうか。明らかに相当な乳圧がかかっているのがわかる。


「ふふ……」


妖艶に微笑む白月。楚々とした動きで僕の手を取ると、


ぬぷ……にゅぅぅぅ……♡


人差し指を深い谷間に突き刺した。

根元まで、ずっぽりと……。


「んくっ……⁉︎」


ゾクゾクゾク……ッ‼︎


全身に鳥肌が立つ。

指に纏わりついた乳感。一瞬、指が溶けたのかと錯覚した。熱い。心地良い体温。媚薬に突っ込んむような濃縮された刺激。性感帯を舐め上げられると同等の快感が走る。


「やっぱり、仕上げはおっぱいだね。手コキだけじゃここまで硬くならないもん」


どこにそんな余力を残していたのだろうか。

先ほどよりも肉棒を硬く、大きくさせられた。


「指……抜こっか。あまり長居すると、パイズリに辿り着く前に……イっちゃうよ」


ぬぷぷぷぅぅぅ……♡


谷間から指が引き抜かれていく。乳肉は名残惜しそうに最後まで吸いついてきた。

指を眺める。微かに湯気が立っている気がした。

白月の両手が僕の両腿を触れるか触れないかの力加減で撫でる。

甘いフェザータッチに腰がビクンと跳ねた。連動して肉棒も震える。


「お尻上げて? うん……いい子だね」


臀部の下に女腿が忍ばされ、下半身が傾く。

膝上パイズリの体位へ。

勃起肉棒の間近に聳え立つデカブラ着衣爆乳。サイズ比が自信を喪失させる。


「トラウマになるような挿乳体験しよっか……」


そう言うと、白月はデカブラのモチーフ——カップとカップを繋ぎ合わせる部分を引っ張った。乳肉とデカブラの間に三角形の隙間ができる。


「逃げられないように柵を作っておかないとね」


その隙間に肉棒を誘い、モチーフを引っ掛けた。完全に勃起した肉棒は腹部側に傾き、白月の指の代わりにモチーフを引っ張っている。

裏筋の数センチ先には天へと続く長い谷間が佇んでいた。乳肉の熱気が伝わってくる。


指の挿乳で興奮が高まっていたため、辛うじて肉棒は谷間の海に溺れていない。

しかし、それは逆に興奮が冷めてしまえば、モチーフを引く力が弱まり、谷間に引きずり込まれるということ。


「興奮……続きそう?」


白月が尋ねてくる。


「そりゃあ、こんな爆乳を間近で見せつけられたら……」


中途半端に焦らされ、圧倒的な恵体で誘惑されている。さらには谷間が肉棒を待ち構えているという事実も興奮の熱を高ぶらせてくるのだ。


「君はね……おっぱいにおちんちんが食べられていくところを見せつけられるの。おちんちんは必死に抵抗するんだけど、意味なくて、徐々に食べられていくの」


肉棒がデカブラのモチーフを引っ張り、ギリギリ谷間の中に入らずにいた。ただそんなことは無駄な抵抗に過ぎない。

白月が胸を突き出せば、即挿乳となるからだ。


「かぷ……」


甘噛みするような擬音語を呟くと、竿の後ろから半分だけ双乳に咥えられる。


「んひ……ッ」


なめらかな質感と柔い肉感。

乳内の片鱗を味わい、すぐさま肉棒は快感の興奮で谷間から抜け出した。

軽く含まれただけで乳圧の心地良さが竿にこべりつく。


「ふふ……おっぱいの感触にびっくりしちゃった? まだ啄んだだけだよ?」

「ふっ……ふぅ……」

「今度はもう少し奥まで挿乳してみよっか」


白月が上半身を前のめりにした。


にゅぷ、むにゅ……にゅぅぅぅ♡


柔肉に満ちた感触で肉棒を啄み、竿の八割が谷間に飲み込まれた。竿がそこまで包み込まれれば、豊満な乳肉は亀頭の後ろ半分も乳内へ仕舞ってしまう。


「っく……ぁぁぁ……んぁぁぁッ‼」


裏筋に密着した乳肉。八分咲の乳圧。

乳内は恐ろしいほど温かかった。先ほど同様に肉棒が快楽から逃げようと、腹部側へ向かう。しかし、ほとんど乳内へ浸っているため、深い谷間から抜けきらない。跳ねても震えても乳が重なった入り口に突っかかる。デカブラのモチーフまでいつまで経っても達することができず、双乳の海の快楽に溺れないように、肉棒が谷間で藻掻き、息継ぎをするだけ。


「はい……焦らすのお終い」


にゅっ……むにゅちぃぃぃ……にゅちゅん♡


肉棒が谷間の内側に沈み込む。乳内に完全挿乳された。


「あ゛ッ……んが……ぁぁ……ぐぅぅぅ」


鳥肌が立つ。尿道内に甘い感覚が走り、ガクガクと身悶える。

まるで搾精するために肉棒の感度を弄られているかと疑うほど。

肉感も圧も温度も。男をダメにする乳内環境が整っていた。


2房の果実に包まれ、早くも睾丸がヒクつき始めた。

身体がこのおっぱいに屈している。負けたがっている。


「ほら、ほら……。ちゃんと感想教えてよ。ねえってば……」

「ふっ……ぐ……んんッ」


白月は双乳を揺蕩うように軽く揺らした。

極上の搾精器による手加減した優しい責め。

甘々な乳肌の味を肉棒に容赦なく刷り込まれてしまう。


「声、我慢しているんだ……。ふふ、そういう反応……私好き」


嗜虐的な笑みを浮かべ、僕を見つめた。


「もっと気持ち良くしてあげたくなる」


片乳を圧迫。ぐにゃりと拉げた乳肉はもう一方の乳肉に乗りかかった。

乳内で肉棒ごと巻き込んで。


「んっぐ、あぁぁぁぁぁッ‼」

「はい、いい鳴き声。声出した方が気持ちいいでしょう? 我慢するなんてもったいないよ」


重量感たっぷりの片乳が亀頭にのしかかった。双乳に上下から挟まれた肉棒は乳内で斜めに傾く。

ずっしりと柔らかい、艶やかな感触を孕んだ女肉。重たい片乳が乗っかることで、下で構えているもう片方の乳肉に甘く食い込む。すると、肉欲を唆る弾力感で悩ましく押し返してくる。


カリや裏筋に沿って、豊満に乳の形を変えてくる。カリ首の隙間にも隈なく潜り込み、男好みの快楽で包まれていた。

乳の質量が乗った重い乳圧。これから更に動かされるのも控えているのに尿道内を甘い快感が走り、我慢汁が湧き出てきた。


「えらいね。パイズリしやすいように、こんなに漏らしてくれたの?」


ぐにゅちぃぃぃ……♡


左右の乳肉の位置が反転する。

今まで亀頭に乗り上げた片乳が肉棒の根元へと擦れて滑れ、逆に下で支えていた方の乳肉が柔らかく竿の表面を登る。

豊満な乳肉の重量をたっぷりかけた互い違いパイズリ。

元々ブラである程度の乳圧は完成されている。そこに重量を纏った追加の圧が加わり、身悶えるほどの快楽を生み出していた。


「あ……んぐぐ……ぁぁぁッ‼」


どびゅるるるッ‼ どぷ……ぶびゅ、びゅく、びゅるるッ‼


「あ……ごめん。この愛撫ならギリギリ我慢できるかなって思ったんだけど……出ちゃったね。私の想像よりも君……だいぶ弱いかも」

「そんなパイズリされたら……誰だって……」


白月は小首を傾げた。


「パイズリ? これはパイズリとは呼ばないよ。おっぱいで優しくおちんちんを撫でているだけ。搾る意志のない、単なるスキンシップみたいなものだよ」


双乳に添えた手の位置を直す。肉棒に不吉な乳圧がかかる。


「パイズリって言うのは……こういうことを言うの」


両手を左右の乳肉にめり込ませた。乳圧が跳ね上がり、強烈に肉棒を締め上げる。

男を搾る魔性の快楽が性感帯を貫いた。


「あがッ……あ゛あ゛ぁぁぁッ‼」


びゅるるるッ‼ びゅびゅびゅッ、ぶびゅぅぅぅッ‼


即射。乳内に精を漏らす。

先端から根元まで。みっちりと乳肉に埋め尽くされながら、グラマラスな女の肉体を味わされた。搾精上手な肉付きとテクニックに抗う術がない。


「他にはこれも……」


ずッちゅ、にゅ、ぎゅっちゅ、ずちゅずちゅ♡


爆乳による貪食。肉棒を包み込む柔弾力感の暴力。

手で圧迫してもなお、目を疑うほどの爆乳が鋭い乳圧で咀嚼してきた。

乳肉の擦れ具合と搾る気満々の速度が堪らない。射精欲を猛烈に刺激される。


「ん゛、っぐ……あ゛あ゛ぁぁぁぁッ‼」


びゅッ、ぶびゅぅぅッ‼ どぷ、どっびゅッ、ぶっびゅるるるびゅぐぐぐッ‼


「わかった? 今のがパイズリ。パイズリっていうのは、されたら即射精が待っているの。あえて焦らさない限りね」


にゅちゅり……♡


水音が鳴る。

その音で大量の精液を搾られたか、理解させられる。

乳肌がなめらかに絡みつく。甘い熱を孕んだ乳圧締め。

本来、赤ん坊を育てるためのおっぱいで、血の繋がりのない男を赤ん坊に変える。

そして、母乳の代わりに味わされるのは、気が狂いそうなほどの快楽。


「私のおっぱいを精液まみれにしてくれるまで……パイズリ止めないよ」


今度は圧迫の仕方が変わった。

豊満な双乳を深い谷間の中に巻き込み、重なった乳肉が隆起するように。

捕縛した肉棒を更に乳奥へと引きずり込むように。

デカブラ着衣爆乳を締め上げた。


一般的なパイズリであれば、肉棒が逸れる側——つまり男の腹部側からは圧迫が少なく、左右からの圧に頼り切りになりがち。そのため、肉棒の硬さによっては谷間から跳ねて抜けてしまうことが多々起こる。


しかし、これは無慈悲であった。まさに乳内監獄と呼ぶに相応しい。

今回のパイズリの場合、仮に肉棒が谷間から抜けてもデカブラのモチーフ部分が引っかかるため問題なく犯し続けることができる。そんなセーフティーがあるにも関わらず、白月は正面からも乳圧がかかるように乳肉を内側へと巻き込んだ。時計回りと反時計回りの歯車が小気味良くかみ合うように。

これにより、引っこ抜けるどころか乳奥へと沈められる乳圧が生まれ、パイズリにおける谷間の脆弱性を克服した。


絶対に乳内から逃げられない。


「はい、ぎゅぅぅぅぅぅぅ……」


柔和な表情に、子供相手に言うかのような口調。男どころか性別問わず堕ちてしまいそうな甘さ。しかし、生み出される刺激はえげつなかった。


「……ぎゅちゅん」

「あが……ッ⁉︎」


どびゅッ、びゅるるッ‼ ぶっびゅ、びゅッ、びゅぐびゅるぅぅぅッ‼


腰に突き刺さる重たい乳圧。柔らかいのに濃厚な肉感。男の好きな要素が詰め込まれた魅惑の果実に精巣が蕩ける。

谷間を突き出した精液がおっぱいに降りかかった。


「ふふ……もう一回。ぎゅぅぅぅ……ぎゅちゅん」


びゅるるッ、どびゅるるッ、ぶっびゅ、びゅる、ぶびゅぅぅぅぅッ‼


声かけの後、ゆっくりと双乳を圧迫しているだけなのに。じわじわと射精欲を高められ、「ぎゅちゅん」と言われた瞬間、搾られる。

徐々に白月のおっぱいの表面が白く染まっていった。


「君……射精する時の顔、可愛いね。無性にムラムラする」


白月は双乳を持ち上げ、乳内から八割ほど肉棒を引き抜いた。不完全な抜乳を受け、亀頭のみが乳内に残される。

彼女の顔が翳り、怪しげに微笑む。

本能的に身の危険を感じた。僕はこれから酷い目に遭わされる。


「せっかくだから潮吹きも試していこっか」


白月はカバンから袋を取り出した。中には半透明なタッパーが入っており、蓋を開けるとローションにつけられたガーゼが何枚も浸っていた。彼女はそれを摘み、指で広げた谷間に貼り付ける。

ペタペタと、一枚ずつ。全てなくなる頃には、谷間がローションガーゼで占められていた。


「おっぱいの味変。今からこのローションガーゼまみれのおっぱいで……君のこと犯すね」


先ほど乳房を持ち上げたため、双乳の下にはズリ下ろすための距離が確保されている。今、ズリ下せば必然的にローションガーゼが亀頭を甘く削ってくる状態だ。


「これ、大人の男性でも泣いちゃうくらい辛いらしいけど……。はい、ズリっと」


ぞりゅり……♡


「ん゛あ゛……ッ‼」


亀頭がガーゼに触れた瞬間、股間に鋭い感触が走った。

一瞬で理解する、今されては駄目な刺激。

既に複数回、精を吐きだした肉棒にするにはエゲつない責め。


ぞりゅ……ぞりゅり……ぐじゅ……ぞりゅずりゅ♡


ローションガーゼ仕込みの双乳をゆっくりと上下に動かす。

デカブラのカップから溢れた乳肉が柔く揺れた。傍から見れば、甘々で蕩けさせるようなパイズリ。しかし、その実、谷間には男を壊す凶器が隠されている。


「ん゛っぐ、ぎッ……あ゛あ゛あ゛あ゛——ッ‼」


敏感な部位を力技で責めてくる地獄の快楽。

エロ漫画のワンシーンやネット上の経験談で得た知識でキツいことは重々承知であった。

しかし、座学と実技では訳が違う。喉奥から声が搾り出される。


ぞりゅ、ずりゅち…みゅちちぃぃぃ♡


刺激のレベルは段違いに跳ね上がっていた。揺らすだけで意識を大きく削いでいく。

大きく身体をもがく。左右に首を振って叫ぶ。

白月は止める気が一切ないが。


ぞりゅぎゅッちゅんッ♡


即射級の乳圧を駆使した圧搾。

胸に貼り付いたローションガーゼが肉棒に密着し、狂おしい感触に襲われた。睾丸が疼く。


「お゛……」


ぶびゅっ……びゅる、びゅく、どくどく……


弱々しく乳内で精液を漏らす。乳圧が高まったまま保持された谷間は肉棒が跳ねることすらさせてくれない。そのため、射精の勢いは殺されていた。加えて膨大な快楽を注がれた肉棒はまったく萎える気配がない。


「鮮度が命だからね。射精直後の新鮮な敏感おちんちん出来上がり」


そう言って、白月は双乳を締め上げる力を少しずつ緩めていった。

谷間に余裕が生まれ、肉棒の拘束が僅かに緩む。

それは、動けてしまうということ。強靭な自制心がなければ抑えが効かなくなってしまう。

艶やかな快楽に従って跳ねる。ローションガーゼが貼り付けられた谷間を、丸裸の肉棒が勢いよく通り過ぎた。


ぞりゅずりゅぞりゅぅぅぅッ♡


「~~~~ッ‼」


言葉にならない声をあげる。

ぶるり……と、身体が震えた。ベッドの上で背中が反れる。

濃厚な乳圧が満ち溢れた乳内。そこで身動きも取れずに快楽漬けにしてから拘束を解かれれば、欲望のまま竿が跳ねてしまうのも無理はない。

ただし、潮吹き地獄行きと引き換えに。


ぶしゅっ、びゅっ、びゅるるるぅ‼︎


亀頭がパンパンに膨れ、精液とは異なる水のような透明な体液を噴き上げた。

腰がガクガクと震える。快楽が鋭すぎる。視界がぐわんぐわんと揺れ、頭の中が真っ白になった。


「いっぱいお潮吹けたね……。じゃあ、もう一回」


むっにゅぎゅちぅぅぅ♡


白月は双乳を絞り、谷間に堕落の乳圧をかけていった。

男殺しの濃厚乳圧漬け。情欲を掻き立てる艶やかな肉感。

緩められれば潮吹きが確定してしまう、生殺与奪を握る乳内焦らし。

肉棒に強すぎる快感が集約する。興奮で息が途切れ途切れになる。


「ほら……イけ」


ぎゅッちゅんッ‼


双乳に両手を食い込ませ、最高速度で射精確定の乳圧を作り出す。

先程の圧搾とは異なっていた。男の生理反応すら利用する魔性の犯し方。


最も残酷なタイミングで。

射精の脈動が始まるで濃すぎる乳圧を緩めた。


「漏らせ……」


肉棒の動きが解放され、羽を伸ばすように乳内で跳ねる。自身の腹部側へと向かう。

結果、精をぶちまけながらローションガーゼに身を投じてしまう。

無防備に通過した亀頭は残虐に磨かれ、粗相を強いられた。


びゅる……びゅどびゅッるる、ぶびゅるぅ、どびゅぶっびゅッ……ぶしゅッ、びゅッびゅ、ぶッびゅるるぅぅぅ‼


狂おしいほどの熱感が腰を突き刺す。

身悶えても快感は弱まらない。オーガズムの波が引くまで、ずっとこのまま。

乳内を濡らす精液と潮。谷間の中が見えずとも理解できる。

余韻どころ快感も抜け切らぬまま潮吹きへの直行便に乗せられ、矢継ぎ早に襲いかかる刺激の連撃に脳が処理しきれなくなった。


「あらら……つい気絶させちゃった」


視界が遠のいていく。白月の声が反響する。

いとも簡単に射精と潮吹きをさせられ、僕のプライドは粉々にぶち壊された。


※※※


それから毎日、僕は白月の性欲の捌け口となった。彼女の特技はパイズリに留まらない。フェラも授乳手コキも騎乗位も。どれも容易く僕を搾り、元々超絶テクの淫技は日に日に磨きがかかっていった。


余談だが、彼女に義理の弟はいなかった。気に入った男の子を見つけては無理矢理犯し、勝手に自分の義理の弟だと主張していただけであった。

ただし、病院送りは事実である。


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