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原液でなければ、不自由のない生活が待っている。処女乳魔が人間を壊してしまう問題については……一旦目を瞑るとして。

財力だけ利用して、単身赴任はできないか。

「そんな都合の良いこと、許してもらえるはずがないだろう? 拘束されたのち、自由を剥奪されて一生ミルクサーバー決定だ」

と言うより、結婚する権利が与えられるだけで、それを実行するかどうかは別の話。結ばれなくていいのだから、初夜で壊される心配をするのは杞憂だ。

「どうだろうね。ヒトと番になろうと渇望しているお姫様が、デスゲームを勝ち抜いた実績のある強い人間をみすみす手放すとは思えないけれど」

マカナの母乳が原液でないとすると、いよいよわからなくなってきた。元々運ゲーしかないクソゲーなのだが、デスゲームならせめて考察とかさせてくれ。

半日じゃ思いつかなかったか、なんて言い訳は僕の命がかかっていないのであれば特赦していたが、実際はこのありさまだ。

いや…………まさか。

「カルーアさんも乳魔なんだ」

「何を当たり前のことを言っているんだい」

そう、当たり前のことを忘れていた。いや、思い出してはいたのだが、当てはめていなかった。彼女の風貌に、性格に、口調に。

まんまと騙されていた。

「同居するなんて行為は、その人間に好意を抱いていないと行えない」

精液の味であれ、恐怖に慄く表情であれ、何かしら乳魔にとって良いと思ったものがなければ、生活を共にしようとは思わないだろう。

誘ったりもしないはずだ。

興味がない、好意がない、そんなものと同居する提案などしない。万が一成立してしまっては、叶ってしまえば敵わない。

相変わらず憎たらしく、ラボの証言は一部正しい。同居人という単語で代入されていただけで、それを因数分解すれば、自ずと最小公倍数は好意となる。

「乳魔は好意を持ったものに自分の母乳を飲ませたくなる衝動に駆られる。カルーアさんの哺乳瓶こそ原液だ。母性を押さえつけられる乳魔の方が危険なんだろう?」

だから、僕はこれを選ぶ。

「ミルフィの……哺乳瓶を」

カルーアさんの顔が曇ったように見えた。

お目当ての哺乳瓶が目の前に置かれる。ラボがそれを取り、哺乳瓶の乳首を僕に咥えさせた。

「ミルフィ姫の高価で高貴な母乳を飲めるなんて幸せ者だね。本来いくら金を積んでも一滴たりとも口にできるものではないのだよ?」

「ミルフィ様の母乳は希釈されております」

「んっ……んん……ぅぅぅ」

甘く濃厚な味わいが口いっぱいに広がった。

練乳を彷彿させる、希釈しているとは思えない濃さ。

飲むだけで多幸感と射精欲を煽る快楽が生まれる。尿道を熱い感触が襲った。

どびゅるるるッ‼ どぷ……ぶびゅ、びゅく、びゅるるッ‼

脳が甘く蕩ける。希釈されているのに、マカナの母乳のように射精させられる。

「さすがに感度が上がりすぎて我慢汁だけでは収まらなかったか……。3体目の母乳。意識を保つのも一苦労だろう?」

ラボの言う通り、感度上昇の影響で気を抜くと、気を失いそうだった。必死に堪える。ここまで来て、身体が持たなかったなんて笑えない。

ぶっびゅ、びゅぐッ、どびゅぅぅぅッ‼

その代償に授乳中はひっきりなしに肉棒が跳ね、精液を吐き出していた。

「ごく……んん……ごくごく…………」

「はい、お終い。ふふ……目がとろんと蕩けているね」

全部飲み切ると、口から哺乳瓶が離される。

「はぁ……はぁ……」

息が荒い。飲んだだけ搾られた。

「どれ……反応は♡」

真横に座ったラボが僕の腕に豊満な胸を押し当ててきた。幸せな丸みが着衣越しに柔らかく歪む。

「んッ……く……ぅぅぅッ‼」

全身に鳥肌が駆け巡る。

肉棒が勢いよく跳ね、カウンターテーブルの裏に、びちゃりと音を立てる。精液が飛び散った。触れられるだけで射精してしまうまで感度が上がっていた。

「……おめでとうございます。第一ステージ突破です」

カルーアさんは褒章の言葉を述べているが、感情が籠っていなかった。

……僕に飲ませたかったのだろう。

「あちらの扉の向こうが第二ステージです」

第二ステージと言われても、椅子に拘束されているのだから進出できない。

そう諦めていると、乳魔は椅子ごと僕を持ち上げた。

クリアしたら強制的に駒を進められる。

希釈されていたとはいえ、乳魔の母乳。欲望を吐く暇を十分に与えられなかった肉棒はガチガチに硬くなっていた。

この状態のまま次のステージに行かされるのか……。

「その状態で次のステージに進むのは辛いのではありませんか? 僭越ながらクリアの褒賞として……」

カルーアさんは服のボタンを開け、深い谷間と豊満な乳肉の一部を見せつけた。

「この母乳の原液をローション代わりにして行うパイズリで……すっきりしていきませんか?」

僕の返事を待たず、彼女は哺乳瓶を谷間に突き刺した。

哺乳瓶ならぬ母乳瓶。

白い中身が、パイズリ用として谷間に注がれていく。

「わかっていると思うが……」

椅子ごと僕を持ち上げたラボが背後から忠告する。

「彼女は自分の母乳で君を殺そうとした乳魔だぞ? 言葉通りに受け取らない方がいい。まあ……勝利後の誘惑も、ゲームの醍醐味でもあるから無理に止めたりはしないけれど……」

どうする?

▶誘惑に乗る(勝利①)

 乗らない(勝利②)

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