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1日目。

「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」

女性の後を追う。

どこまでも続く白い壁、クリーム色の床、分厚そうな扉。

研究施設だからか、辺りは静まり返っていた。僕たちの足音以外何も聞こえない。

今回、参加したバイト。治験のようなものだが、趣向が常識を逸脱していた。

サキュロイド性能試験。

サキュロイドという淫靡なことに特化したアンドロイドの性能を測るための試験だ。

モルモットとして3日間缶詰にされ、9時から18時の間、途中休憩1時間を挟み、計8時間の間、誘惑を受ける。見事3日間誘惑に耐えきれれば、100万円の報酬がもらえるといった内容だ。アホが考えたのか、または性格の捻くれた金持ちが暇つぶしとして開催したのか、どちらかであろう。

射精の制限はない。男側が自分の意思でサキュロイドを『求めた』時点で試験終了となる。『求めた』の線引きが難しいところであるが。

ちなみに現在3日間誘惑に耐えきれたものはいないらしい。

常識を逸脱しているのは趣向や報酬だけではない。

参加者は必ず恋人がいることが条件となっている。

そもそも恋人がいるような人間が、アンドロイドに誘惑される試験に参加するのは如何なものだが、金を前に大体のことは目を瞑れる。

僕の恋人も3日で100万に惹かれ、勝手に応募した。

「私への愛情を確かめるのも目的なんだから、絶対誘惑に打ち勝ちなさいよ?

 無事成功できたら……ふふ、優美たちも呼んで、いつも以上に搾ってあげる♡」

出際にこんなことを言っていたが、確実に金目当てだろう。

わかっていても僕は逆らえない。逆らったら最後、立場を理解できるまで搾り取られる。

スタイルもテクニックも性に対する姿勢もサキュバスみたいな恋人。そして、類は友を呼ぶらしく、彼女の友達も皆肉食系のスタイル抜群極上テクニック集団である。特に優美はやばい。テクニックは群を抜いており、気絶しても許してくれない。

「はあ……」

ため息が出る。

こんな成功率0%の試験に参加したって、時間の無駄だろうに。

大量に射精しても壊れないのと、誘惑に打ち勝てるかは別問題だ。

案内人の足が止まった。

振り返ると、扉を手で差す。

「こちらが試験部屋となっております。

 詳細は机の上に資料がありますので、開始時刻までにご一読ください。

 では……私はこれで」

淡々と話し終えると、どこかへ行ってしまった。

現時刻は8時40分。

とりあえず、中に入るか。

※※※

資料を読んでいると、開始時刻となった。

扉がノックされる。

僕の返事に一人の女性が入室した。

ドクン……と、心臓が高鳴る。

亜麻色のミディアムヘアー。セクシーにかき上げられた前髪。艶やかに露出した額。つり上がった目元。高い鼻、血色の良い潤った唇。年齢にして20代後半くらいに見える。

大人びた顔立ちに負けず劣らず、スタイルも抜群であった。

胸元が大きく開いた服、むっちりと詰まった乳肉、縦長の深い谷間、淫靡さを引き立てる乳ぼくろ。

今から僕を誘惑する意志が身体から溢れ出していた。

「初めまして。サキュロイドのサキと申します。

 これから3日間よろしくお願いします」

「うっ……ど、どうも……」

嫌な名前だ。

思わず鳥肌が立つ。

冷静を装って挨拶を返す。

「まずはこちらを服用してください」

事務的に話すサキ。

手渡されたのは水の入ったコップと1つのカプセルであった。上部が赤、下部がオレンジ色で分かれた見た目は何とも禍々しい。

これ、飲むのか?

すごい身体に悪そうなんだけど。

「試験中、あなたの身体でどのくらい興奮物質が分泌されているか調べるための検査薬です。

 常にデータを監視室に送れるようになっております」

アホな内容の試験だから適当にやるのかと思ったら、わりとしっかりと調べるのか。

この工程を踏まなければ、試験が始まらないのなら仕方ない。

僕はカプセルを服用した。

「はい、ではこれより試験1日目を開始します」

そう告げると、僕の手を引き、ソファへと座らせた。

自分も隣に座る。

「ふふ……♡」

妖艶に目を細め、舌舐めずりをする。潤んだ唇が唾液で淫靡に光る。

雰囲気が変わった。これが仕事モード、いや、サキュロイドの誘惑モードなのか。

「今日は初日ですから、優しく責めてあげます♡」

「残り2日間も優しくしてくれるとありがたいんですが……」

「駄目です♡ 明日からは本気で堕としにかかりますよ♡」

たわいもない会話が繰り広げられる。

よし、まずはこれでいい。

時間が経過すればするほど、正味の試験時間は少なくなる。

「それにしても……ふふ、先ほどから目線が胸ばかりですね♡」

「見慣れてないので、つい気になってしまうんですよ」

「見るだけでいいんですか? 試しに触ってもいいですよ?

 手が蕩けるような揉み心地と評判です♡」

確かに露出した乳肌は何とも柔らかそう。

人工とは思えない質感であった。

「遠慮しておきます。こんな始まって間もないのに、もう試験終了になるわけにはいきません」

「あら、残念です♡

 でも……本当に我慢できなくなったら仰ってください?

 報酬はなくなってしまいますが……満足するまで気持ち良くすることは保証しますので」

耳元で囁かれる誘惑に、自分の顔が熱くなっていくのがわかる。

無理もない。

こんな美人で豊満なアンドロイドが迫ってくるのだ。本来であれば欲望に身を任せ、押し倒してしまうのが男のサガであろう。

自制できているだけでも花丸を与えたい。

「そうですね。考えておきます」

「ふふ……なかなか忍耐強いですね。

では……これはいかがでしょうか」

むにゅ……♡

左腕に女の感触が擦り寄せられた。

温かくて柔らかい、幸せな重量感。

思わず視線が誘導される。

そこには柔乳が艶やかに歪み、ぐにゅり……と、潰れた肉の重なりが乳の付け根で出来上がっていた。軽く押し当てただけで、見事な乳肉が積もるほど。彼女のバストが如何に現実離れしたサイズかが見てわかる。

「どうですか。柔らかいでしょう?

 私を求めてくだされば、もっと良いこと……シテあげますよ?」

潰れた乳は他にも影響を及ぼしていた。

胸元が大胆に開いた服から顔を覗かせていた豊満な谷間。寄せて上げる、なんて動作をしなくても、服の締め付けのみで形成される天然の谷間がさらに深くなり、意識を吸い込まれる。

肉の厚みを増した艶乳。魔性の乳ぼくろが強調された。

股間の奥が熱くなる。射精欲を駆り立てられる。

「……僕には、これで十分すぎるほどですよ」

うるさいくらいに心臓が高鳴る。

興奮しすぎだ。

目を閉じ、視界を塞ぐ。

性的刺激を限りなく減らす。

「あら、見てくれないんですかぁ? ふふ……悲しいです」

しかし、これがミスとなる。

その場しのぎの対処法など、サキュロイドの前では無意味。

視覚を補完し、他の感覚が鋭くなる。

「…………ッ‼」

ゾクゾクゾクゾクゾクッ‼

肉欲の甘い誘惑。

今まで押し当てられていた乳肉の感触が脳を貫く。

それはまるで性感帯に媚薬をかけられたかのように、熱く狂おしい快感。

細胞一つ一つがサキュロイドの快楽を余すことなく享受しようと躍起になっている。

ダメだ。こんなの、耐えられるわけがない。

まだ肉棒に触れていないのに、愛撫の刺激が濃厚すぎる。

サキは疲弊しきった僕の身体と精神に、容赦ない追い打ちをかける。

「あぁぁぁ……」

ミルクのように甘ったるい香りが鼻をくすぐった。

頭が真っ白になり、芯が熱く煮えたぎる。

全身から力が抜けた。

「う……あ……くっ」

柔らかなソファに身体が飲み込まれていく。

ずぶずぶと、底なし沼のように。

身体が……沈んでいく。

「はっ……はっ……はっ……」

短い呼吸を繰り返す。

そうせざるを得ない。

吸いすぎると、甘い香りで肺が犯されるのだ。

「目、開けてくれましたね♡」

僕は恐怖した。

こんな人と区別のつかない精巧な作りのサキュロイドに寝取る気満々で近づかれてみろ。

拒むのは無理だろう。試験と称していなければ、僕だって浮気していたかもしれない。

それに優れているのが容姿だけなら、どれだけ幸せだったか。

内蔵された人工知能には、男を喜ばせる、堕とす手段、知識が膨大に詰まっているのだ。それも恋愛マスターハウトゥー本のような幼稚なものではない。解剖学、内分泌学、心理学等ヒトという生態についてのデータを保有している。

人間如きがサキュロイドに抗えるはずがない。

「辛そうなお顔。

 ……今、私が楽にしてあげますね♡」

サキは服を脱ぎ、目の前に移動する。

体格の大きなサキュロイド。ソファに埋もれた僕。

何をされるか一瞬で予想がつく。

案の定、身体を近づけてきた。

僕の身体に蓋をするように。

「っ……や、や……め――」

瞬間、ピタリと動きが止まる。

眼前で双乳が留まった。

「止めていいんですか?

 タマタマに溜まった濃厚精子……今出したらすごく気持ちがいいと思いますよ?」

「……止めて、いい」

この試験は射精したら終了なんて規約はない。

しかし、射精は誘惑の手段であり、回数を重ねれば、必然的に堕ちていく。

報酬をもらうためには、如何に射精しないかがカギとなるのだ。

「本当に?」

そう問いかけると、サキは僕の手首を握った。

暴力的な肉体へ招かれる。

むにゅぅぅぅぅぅ♡

手の平に重厚感たっぷりの柔らかさが広がった。

情欲を煽る女の肉。熱を帯びた身体。神経にまで染みつく乳感。

母性の塊に意識を飲み込まれる。

「本当に止めていいんですか?」

彼女は僕の手をゆっくりと上下に揺らし、自身の乳房を掬わせた。

柔く重い乳肉の肌触り。指の隙間から乳肉がこぼれ落ちる。

「うっ……くぁぁぁ」

本当に手が……蕩けてしまいそうだ。

哺乳類殺しの感触。

乳で育った僕たちは、これに対する弱点が遺伝子レベルで焼き付いている。

「このおっぱい、もっと味わいたくないんですか?

 私が寄りかかれば、顔中で楽しめますよ?」

揺れるのは僕の手だけではない。

掬い上げた乳肉も同様に上下動し、暴力的な肉体で視界を犯してくる。

至近距離で巨大な乳肉が揺蕩うと、服と擦れた乳肌から濃厚な香りが漂う。

「思う存分、精を貪りましょう♡

 この試験中に起きたことすべて、彼女さんには内緒にしてあげます♡」

「そんな誘惑に乗るわけ……」

「ふふ……手強い。この程度では駄目ですか。

 仕方ありませんね……軽く数回射精させて、その仮面剥がしちゃいましょう♡」

肉体美。感触。香り。

男を堕とす要素を携え、巨大な乳肉が顔を覆った。

むっちりと柔らかく、官能的な弾力を孕んだ女の肉。

脳がパンクし、いとも簡単に堤防が決壊する。

びゅぐ……びゅぅぅ……びゅるるるるるッ‼

ズボンの中で肉棒が跳ねた。

熱いものがこみ上げ、欲望のまま迸る。

一度や二度では治まらない。睾丸の中身を無理矢理搾り出される。

大量の精液が半ズボンの裾から溢れ出す。

両腿に白濁の滝が流れた。

「あら、凄い量出せるんですね。

 これは普段から彼女さんに……いや他にも同時に数人相手から搾られているのでしょう。

 身体が精液作るの上手になっていますよ♡

 ふふ、犯し甲斐がありますね♡」

顔中に広がる淫靡な乳感。鼻と口は谷間に挟まれ、呼吸をするたびに香りを吸わされる。それが射精の勢いを助長する。

巨大な乳肉の前では叫び声すらかき消される。

「何も言わなくて大丈夫です♡

 このまま、おっぱいの快楽に溺れてください♡

 いつも以上に搾ってあげますから♡」

びゅぐっ……びゅるるるッ‼

一回の射精が1分以上続いている。

それなのに勢いがまったく収まらない。細胞がすべて精液に置き換えられ、搾り出しているかのよう。

これはいつまで続くんだ?

僕は何L出したら解放されるんだ?

壊れた蛇口のように精液を吐き出す。

普段ではありえない量を射精している。

「んぐ……ぐぐッ‼」

「ああ、私としたことが、危うく窒息させてしまうところでした♡

 いけませんいけません。気絶させたら、苦しむ姿が見れなくなってしまいます♡」

谷間から解放される。

中途半端に意識を繋がれた。

酸欠と連続射精の快感で目の前がチカチカ光る。

ようやく吐精が止まった。

淫香が薄まった空気を吸って呼吸を整える。

休憩まで……あと何時間だ。

この部屋には時計がない。

始めに時間を稼いだ。長くてもあと――。

「ふふ……休憩まではあと6時間です♡」

「……は?」

サキの言葉に耳を疑った。

嘘だろう?

そんなの休みがないのと変わらないじゃないか。

「誰も、規約にも休憩の開始時間について明確な記載はしてありませんよ?」

「ふざ……ふざけるな。そんなの、通るわけないだろッ‼」

「そんなに早く休みたいんですか?」

覆いかぶさったまま、ねっとりと肌を擦り合わせてくる。

人間以上に生々しい肌の質。緊張を解す体温。

人工物とは思えない柔らかな肉感に包まれ、自然と顔が緩む。

絶頂には至らないが、興奮するには十分すぎるほどの刺激。

肉棒がみるみるうちに限界まで硬くなる。

「じゃあ……♡」

耳元で囁く。

嗜虐的な眼差しで僕を見下した。

「あと一回射精したら……休憩にしてあげます♡」

甘ったるい声が耳内に響く。

男を欲情させる淫靡な吐息、声音。

「うっ……くっ……」

蜂蜜を垂らすようにゆっくり、ねっとりと。

スローペースな濃厚愛撫が続く。

チ〇コが跳ね続けるが、出るのは我慢汁のみ。

快楽が射精域の一歩手前を並行する。

もう少し、あと少しだけでも刺激が強ければ、すぐイけるのに。

先ほどまであれだけ出したというのに、あと一回の射精がもどかしい。

次第に柔らかな体重が離れていく。

休憩前、最後の搾精。どんな風に犯してくるのかと思ったら……まさかこいつ。

「……射精させないつもりか」

「おや、そんなつもりはありませんよ♡

 ただ、のしかかっているだけでは芸がないと思っただけで♡」

そう言うと、サキは僕の股の間にしゃがみ、顔を肉棒へと近づけた。

「おちん〇ん、熱そうですね♡

 ふーふーして冷ましてあげます♡」

生温かい吐息が肉棒に絡みつく。

もどかしく、くすぐったい刺激。

濡れたチ〇コが敏感に跳ねる。

「んッ……く、そ。こんなんで射精できるわけ……ぁぁッ」

ラスト一回が来なければ、いつまで経っても休憩時間は訪れない。

だからこその寸止め。

くそ、騙された。

「ふぅぅぅぅぅ♡」

「ぁぁぁ……いい加減に」

「ふぅぅぅぅ……んちゅ♡」

「んひっ」

緩んだところでキスが飛んでくる。

ビクンと竿が跳ねる。

柔く潤った唇が触れた部分には淫靡なキスマークが残っていた。

「ちゅぷ♡ちゅっ、ちゅぷ♡ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ♡」

今度は啄み。

小鳥のように唇肉で何度も裏筋をつつき、甘く噛んでいく。

時折、迎え舌で舐めてから啄み、快楽刺激に異なる悦を混ぜ込んでくる。

「ちゅぱ……れろえろぉ♡」

鈴口から垂れた我慢汁を長い舌で、れろ……♡と舐め取る。

舌ヒダの甘くザラついた感触。

反射的に背筋が反れる。

「ちゅぅ♡……ちゅっ♡ちゅ、ちゅう♡ちゅっ、ちゅっ♡」

執拗いくらいの裏筋責め。

嫌でも意識が向く。期待してしまう。

至高の快感を求め、肉棒の感覚が研ぎ澄まされる。

長い舌をだらりと垂らし、僕を見上げる。

唾液が染み込み、淫靡に光る舌は極上の脂がのった肉だ。

ざらついたヒダの感触がチ〇コに酷くこびりついている。

邪な思いで頭がいっぱいになった。

僕は完全に出来上がっていた。

指で肉棒を握り、腹部の方へ倒す。

丸裸になった竿の裏側。

サキは口を歪ませると、

「んふ……♡」

長い舌を伸ばし、ぴとっ……と睾丸に触れた。

そして、

「れ……ろぉぉぉぉぉぉ♡」

陰嚢縫線をなぞり、ゆっくりと竿を上がっていく。

濡れた柔肉がゾリゾリと擦れる。

「うっ……んっ……ああああっ」

手の中に捕らえられた肉棒が、快感に跳ねる。

サキはそれを押さえつけながら舐め続けた。

「れろぉぉぉ♡れろえれろ……♡れろれろ♡」

舌ヒダ1本1本が強烈な快楽を生み出し、無防備な僕を犯す。

睾丸がヒクつき、もう我慢できないはずなのに。

徹底した刺激管理によって、射精を封じられる。

開いた口は唾液が上下に糸を引き、熱い吐息が漏れ出す。

口内の熱気に酔い、ビクリと跳ねたチ○コ。重力に従って、すぐさま振り下ろされるが、そこには男を堕落させる媚舌が待ち構えていた。

ぐぢゅり……

「あっ……んくっ」

裏筋が長く肉厚の舌にべったりと食い込んだ。

敏感部位に走る甘美な刺激。

不可抗力。再び跳ねてしまう。逃げるように脈動した竿は刹那の自由を手にした。ほんの一瞬だけだが。

勢い良く跳ねれば、同時に勢い良く沈む。

ぞりゅり……

「お゛ッ……」

弾くように舌ヒダで甘削られた。

亀頭を持ち上げ、溢れた我慢汁を舐め取る。

耐え難い刺激と、自然現象による無限舌上バウンド。

気持ちいいのに、射精までは届かない快楽が繰り返される。

「いっぱい出してもらいますから、念入りにマッサージしておかないと♡」

亀頭と竿の隙間に容赦なくヒダヒダの舌肉で詰め寄られ、妖艶な蠢きで竿を舐め回していく。

次第に淫靡な舌が亀頭から竿、睾丸へとスライドする。

ねちっこい寸止めで子種を作らせ、ずっしりと重くしたそれを舌に乗せる。

飴の味を楽しむかのように、睾丸の円周を舐め転がした。

「ぢゅぶ……ぢゅぼぼ♡」

舐めるだけでは飽き足らず、下品な音を立てて吸った。

口内に含んだ睾丸を唇と舌で愛撫し、たくさん精子が吐けるように睾丸の中の管を緩ませる。

「タマタマだけじゃなく、おちん○んも……この中で味わってみたいですよね?」

指で口元を差す。

妖艶な艶ぼくろ。淡いピンク色の潤んだ唇に惹きつけられる。

サキは視線が集まったのを確認すると、口を開いた。舌を出し、指で輪っかを作る。

「…………ッ‼︎」

ドクン……と、心臓が高鳴る。

熱い吐息が肉棒にかかった。

口内の上下に糸を引いた唾液が情欲を煽る。

この中は危険。

頭で理解するより先に身体が拒否反応を示す。

「足、バタバタして暴れても無駄ですよ?

 ちゃーんと押さえていますので♡

 せっかくシてあげるんですから、大人しく悶え苦しんでください♡」

唇が亀頭の先に触れた。

ちゅぷ……と、咥えられた唇の感触に前立腺が疼く。フェラチオの片鱗を味わった肉棒は硬さを増し、さらなる悦楽を求める。

指で睾丸を押さえ、

「ちゅぷ♡ぬぷぷぷ……ぐぽっ……ずりゅるるるる♡」

勃起したチ○コを飲み込んだ。

「ん゛……ぉお゛、おおおッ」

ゆっくりと時間をかけたストロークがもどかしい。

濃厚な快感がスロー再生で流されるいるかのよう。

「ずりゅッ♡……にゅっ、ずずずずッ‼︎……ん、ちゅぽ♡」

一往復が終わる。

口内から解放されたチ○コには、コンドームが取り付けられていた。

手慣れたゴム着けフェラ。

すぐに違和感に気が付いた。

「う……あ、熱……んくッ」

「それは媚薬コンドームです♡

 おちん○んが触れる内側に軟膏タイプの媚薬がびっしりと塗りたくられているんですよ♡

 被せられたら最後、逃げ場のない勃起おちん○んはゴムの中で薬漬けになってしまいます♡」

神経を剥き出しにされたかのように敏感になっていく肉棒。

触れて数秒でこれだ。

「早く小さくしないと、勃起おちん○んの熱で溶けた媚薬がどんどん浸透して――」

下から上へ。

指先で竿をなぞった。

「ここ……ぶっ壊れちゃいますよ♡」

「ん゛ッ……く、そ」

早く、早く興奮を静めないと。

吸って吐いて。呼吸を整える。

些末な抵抗だ。変わるはずがない。

「ふふ……頑張って小さくしましょうねぇ♡

 ……あーむ♡」

追い打ちをかけるように、サキは肉棒を咥えた。

媚薬の溶解スピードが増すなんて火を見るよりも明らかだ。

「ぢゅぶ……ぢゅるるるるるッ♡」

バキュームフェラの圧に竿とゴムが更に密着する。

頬肉とコンドーム。

二重の締め付けに肉棒が跳ね回った。

粘膜にどっぷり浸かり、濃厚な快楽に息が上がる。

「ぢゅるる……ぢゅっ……ぢゅぶぶ♡」

根元まで飲み込むと、頭の動きが止まった。

「ぞりゅり♡ぞりゅるるる♡ぞりぞりゅるるるッ‼︎」

畝る、蠢く、騒がしく這いずり回る舌肉。

頭は一切動いていないのに、口の中ではチ○コを責め立てる。

裏筋、カリの敏感部位を執拗に擦ったかと思えば、唇から舌をはみ出し、睾丸を突く。ザラついた舌の感触と唾液の艶かしい熱に酔い、自然と精子作りを促してくる。

ゴムが薄いせいで、ほぼダイレクトに刺激が伝わる。

「ぢゅぢゅぢゅ……ぢゅるるるッ‼ ぢゅぶぢゅぶ……ぢゅるるるッ‼」

焦らし、焦らし、焦らし。

とことん追い詰めてくる最中、不規則に窄めた頬で射精級の搾圧をかけ、射精欲を餌に耐えさせる。

やはり始めから休憩に入れさせるつもりなんてなかったんだ。

「ぱぁっ……じゃあ、そろそろ覚悟はいいですか?」

肉棒を愛おしく咥えていたサキが、上目使いで語りかけた。

「かく……ご?」

「……言ったではありませんか。そんなつもりはないと♡」

両腕で僕の腿を押さえ込む。

事が終わるまで離すつもりはないという意志の表れ。

愛撫も吐息もすべてはこれのお膳立て。

最大限勃起させ、精神的に追い詰め、寸止めを思わせてからの本命フェラ。

寸止めで終わらせるつもりはないと。

「あ、あああ……」

今、敏感にさせられたばかりなのに。

搾られる。搾られる。搾られる。

願ったのはたった1回の射精。

だが、それだけでは済まされないだろう。

「じっくり時間をかけて貯めた精子♡

 私のフェラテクであっという間に搾り尽くしてあげますね♡」

「ま、待って。まだ媚薬に慣れていな――」

敏感な肉棒目掛けて、頭を振り下ろされる。

「ぢゅるるるるるッ♡ぢゅぶるる♡れろれろえお♡ぢゅるるッ♡ぢゅるるるるッ♡」

僕の懇願は淫靡なフェラ音でかき消された。

「んッ、くぁぁあああああッ‼」

ぶびゅるッ……びゅるるッ……びゅぐっびゅぐぐッ‼ぶびゅうぅぅるるるッ‼

念願の射精。

それは1回と呼ぶには余りにも長い。

脈動が止まらない。射精の余韻など味わう暇もなく、次々と絶頂する。

焦らされた分も含め、大量の精液を吐き出した。

「あっ……うっ……ああああッ‼」

息が、吸えない。

フェラの快感で吸う暇も与えられず、ただ悶え声を上げてしまう。

「ぢゅっぢゅっぢゅ……ぢゅぅぅぅッ‼ ぢゅるれろれろ……ぢゅぼぢゅぼぼッ‼ れろえろえれろッ‼」

だが、終わらない。

睾丸に精子が残っている限り、搾精フェラは続く。

精液だまりが、たぷんたぷんに膨らみ、亀頭の先に重さが伝わってくる。

びゅっ、びゅるるるッ‼ びゅるッ、ぶびゅうぅぅぅぅぅッ‼

「んッ……あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ‼」

快楽を吐き出した。

抵抗もできず一方的に搾り取られていく。

「ふぉーら♡ぢゅるるッ♡もっほ……ぢゅっ、ぢゅぢゅぢゅっ♡もっほ、らひてふあひゃい♡ぢゅぶぶぶぶぶ♡」

「ごほ……はッ……ぁ……ん゛ん゛あぁぁ‼」

容赦なくバキュームと同時に擦れていく。

特に頭を退かれる時の快楽がえぐい。

そのままチ〇コを引き抜かれてしまいそうな口圧と毎回カリに引っかかる頬肉の刺激に意識が飛びそうになる。

「ふふ♡ぢゅるん♡ぢゅるるん♡れろ、えれおろえ♡ぢゅるんッ、ぢゅるるるッ♡」

刺激を増やそうと、頭も回し始めた。

前後の動きに左右が加わる。

カリが引っかかったところを無理矢理力業で削ぎ、ついにコンドームが破れた。

「ん⁉ んふふ♡ぢゅるるッ、ぢゅぶ♡れえろれお♡ぢゅぢゅるるる♡」

濃厚ディープスロート、敏感部位をピンポイントで責める舌捌き、熱を孕んだドロドロの唾液。媚薬コンドーム。

他にもあるが、挙げればきりがない。

ただ言えることは、根こそぎ搾られた。

サキの動きが止まる。

「はぁ……はぁ……」

最大勃起から萎えるまで。

一度も抜かずに続いた搾精フェラ。

酸欠状態の中、快楽の余韻で腰がヒクつく。

「ぱぁ……あー♡」

ようやくチ〇コを口から出した。

ゴムが破れ、白く染まった口内を見せつける。

細めた目は挑発的に僕に向けられた。

まるで搾精した量を誇示するかのように。

ごくりと喉を鳴らし、飲み込んだ。

子種は本来の使命を果たせず、サキュロイドの身体の中で消化される。

「ごちそうさまでした。では休憩にいたしましょうか」

あぁ……やっと休める。

※※※

午後は永遠と寸止めが続いた。

徹底した射精管理。悪魔のような手淫。

1回たりとも誤射はなく、溢れるのは我慢汁のみ。

サキュロイドの実力を思い知らされた。

「…………ッ」

日中の刺激が強すぎたのか。

自慰しようとするが抜けない。

焦らしに焦らされ、挙句の果てに午後は一度も射精していないというのに。

「くそ……」

興奮で眠れそうにない。

手を洗い、悶々としたままベッドに潜り込んだ。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

午前の射精回数10回。

午後の射精回数0回。

総射精回数10回。

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

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