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「……はぁ。ご主人様というお方は、本当に学習というものをなさらないのですね」

風鈴の音が響く静かな和室で、ヴィクトリアは呆れ果てたように深くため息をついた。

先ほどまで彼女が冷たくたしなめていたにもかかわらず、朝顔の着物は主人の手によって無残にもはだけさせられている。金色の帯は解かれ、白地の布は左右に大きく開かれ、彼女の豊満な双丘が初夏の空気に無防備に晒されていた。さらに下半身に至っては、着物の裾が腰まで捲り上げられ、隠すもののない柔らかな秘所が丸見えになっている。

「前回の折にも申し上げましたが……この和装をきちんと着付けるのに、どれほどの手間と時間がかかるかお分かりですか? ご主人様の手にかかれば、せっかくの朝顔の着物もただの邪魔な布切れですね……」

心底呆れたように冷ややかな文句を口にするヴィクトリアだったが、開かれた着物の奥を弄る主人の手を払いのけようとはしない。

あらわになった素肌を主人の熱を帯びた視線が舐め回すと、彼女の白い肌は夏の暑さとは違う熱で次第に紅潮していく。

「……ええ、もう結構です。ここまで着崩してしまったからには、どうせ最後まで止まらないのでしょうから」

諦めと甘い情欲が入り混じった瞳で、彼女はそっと太ももを開き、愛する主人へその身を明け渡した。

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