Home Creators Posts Import Register Favorites Logout

Content

うさぎの日にちなんで、FGO路線でダブルバニーです。🐰枚数がそれなりにあるため、わけて差分を公開します。なんでこうなったのかはご想像にお任せします😌

♢

視界のすべてが、絡み合う三人の肢体で埋め尽くされていた。

壁一面に設えられた巨大な鏡。その中央で顔を朱に染めて震えているのはユミ。そして彼女を前後から挟み込み、逃げ場を奪っているのは二人の「アルトリア」だった。

背後からユミの柔らかな背中を抱きすくめ、鏡へと押し付けているのはアルトリア(ルーラー)。雪のように白い純白のバニーガード姿が、彼女の王としての気高さと、奥底に秘められた昏い情熱を際立たせている。

「……ふふ。随分と可愛らしいお顔をされていますね、私のマスター」

耳元で囁かれる声はどこまでも優雅で丁寧な響きを持っていた。しかしユミの身体を這い、豊かな胸の稜線をなぞる手つきには、抗いようのない独占欲が込められている。

「っ……あ、アルトリア、待って……鏡、恥ずかしい……っ」

「待てません。これほどまでに私を魅了しておいて……今更、待てという無慈悲な命令をこの私が聞き入れるとお思いですか?」

アルトリアはユミの顎を指先で優しく掬い上げると、その抗議の声を塞ぐように深く、熱い口づけを落とした。

「ずるい……っ! ユミは、私の『白うさぎ』なのに……っ!」

その濃密な時間を引き裂くように、正面からユミの腕にしがみついてきたのは、アルトリア・キャスター(バーサーカー)だった。純白のフリルと水色と白のエプロンドレスという、アリスモチーフのバニー姿。

ルーラーの洗練された大人の色香とは対照的な、瑞々しくも熱を帯びた素肌がユミに押し付けられる。

「ユミ、私の方を見て。……オーナーなんかに、唇を許しちゃだめ……っ!」

キャストリアは嫉妬に翠の瞳を潤ませながら背伸びをしてユミの顔を引き寄せた。そして、ルーラーから奪い取るようにユミの唇に自身の唇を激しく重ね合わせた。

「んっ、んんっ……!?」

キャストリアの少し強引で、けれどひたすらに甘い舌先がユミの口内を蹂躙する。フリルの隙間から密着する彼女の鼓動は、異常なほどに早鐘を打っていた。

しかし、それを黙って見過ごすルーラーではない。

「……ふふ、困った子ですね。ですが、抜け駆けは感心しません」

ルーラーはタイツに包まれた脚をユミに絡め、腰を強く抱き寄せると、キャストリアの唇が離れた一瞬の隙を突き、再びユミの唇を深く奪い返した。

「あ、んっ……アルト、リア……っ、ふたりとも……っ」

「ユミの唇は私のものだよ……っ! ん、ちゅ……っ、ぁ……」

「いいえ、マスターの全ては私のものです。……ん、んっ……」

右から、左から。

二人のアルトリアが、ユミの柔らかい唇を奪い合うように交互に、時には角度を変えて同時に塞ぎにくる。絶え間なく続く口づけの雨と、二つの異なる甘い吐息が交差した。

ルーラーの滑らかなタイツの感触と、どこまでも深い大人の口づけ。

キャストリアの熱い素肌の感触と、嫉妬に狂った執拗な舌先。

「ぁ、あ……っ、だめ、もう……頭、おかしく……っ」

激しいキスの応酬と隙間を縫うように身体を撫で回す二組の手によって、ユミの思考はすでに限界を迎えていた。

視界の端に映る鏡の中のユミは、完全に蕩けきった淫らな表情を晒している。

二人の「うさぎ」による、底なしの愛欲と嫉妬の挟み撃ち。

鏡張りのスイートルームは、三人の熱い吐息と水音だけが響き渡り、ユミの理性は真っ白に溶け落ちていくのだった。

Files

Comments

No comments found for this post.