【セイバーオルタ⇒夢主】独占欲の境界線 〜鏡合わせの騎士王と禁断の試着〜③ (Patreon)
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クローゼットでの熱が冷めやらぬまま部屋の絨毯に押し倒された姿勢のまま、私は彼女の潤んだ瞳を見下ろしていた。
乱れたブラウス、赤く腫れた唇、そして期待と羞恥に震える肩。そのすべてが私の独占欲を心地よく刺激する。
「あ……アルトリア、待って。……あの、少し、汗をかいてるから、汚いよ……」
もぞもぞと身を捩り、私の胸元を押し返そうとするユミの手。だが、その力はあまりにも弱々しい。
彼女の肌からは、確かに微かな汗の熱気が立ち上っていた。しかし、それは私を不快にさせるどころか、彼女という生命の躍動をより生々しく、そして芳醇に私の本能へと訴えかけてくる。
「……言い訳は見苦しいぞ、ユミ。貴様はただ、この私との風呂に緊張しているだけだろう」
私はあえて冷徹な、それでいて愉悦を隠しきれない笑みを浮かべた。
「案ずるな、取って食いはしない。もっとも、湯船の中でどうなるかは保証できんがな。……いいだろう、その『汚れ』を落とすことを許可する。ただし、一人でなどという選択肢が、この私に存在するとでも思ったのか?」
「えっ……い、一緒に入るの……?」
「当然だ。私は変質しようと貴様を求める根幹だけは決して揺らぐことはない。……さあ、私を待たせるな。その肌が湯でさらに赤く染まる様をこの目で見届けてやろう」
浴室に足を踏み入れると、柔らかな蒸気と共に、ユミが選んだ林檎の甘い香りがふわりと漂ってきた。
だが、そんな入浴剤の香りを上書きするように、私の意識はただ一点――目の前で、自身の身体を洗い清める一人の女へと集中していた。
ユミは少し恥ずかしそうに、けれど私を拒絶することなく、穏やかな笑みを浮かべてスポンジを動かしている。
シャワーから溢れる湯が、彼女の白い項を、滑らかな背中の曲線を、そして豊かな双丘を伝い落ちていく。その光景を一瞬の瞬きすら惜しむように食い入るように見つめていた。
視線の中心には常に私がいる。
ユミは画面の端で、泡に包まれながら背中を見せ、たまに振り返っては困ったような、それでいて嬉しそうな視線をこちらに向けてくる。
その純粋さが、私の中にある「染め上げてしまいたい」という暗い衝動をさらに激しく焚き付ける。
「ユミ、その無自覚な仕草、私に向けるその甘い声、その柔らかな肌の感触……その全てが、私を内側から蝕む甘い毒だ。呆れるほどの自覚のなさだな」
私はゆっくりと、一歩踏み出した。
浴室の濡れた床を静かに踏みしめ、背を向けているユミのすぐ後ろへと立つ。
そして、剥き出しになった彼女の背中の中心、脊髄のラインを指先でじり、となぞった。
「ひゃっ……!? あ、あるとりあ……っ」
指先から伝わる冷たさと、彼女の肌の熱。
その温度差に、ユミの身体はびくんと大きく跳ね、粟立つ。
ニヤリと唇を吊り上げ、私は彼女の首筋に熱い吐息を吹きかけた。
「くすぐったいか? ……いいや、これは快感の序章にすぎん。貴様の身体は、これからもっと多くの刺激を、この私から受けることになるのだからな」
驚きでこちらを振り返ろうとしたユミの肩を掴み、私はそのまま彼女を浴室の冷たい壁へと追い込んだ。
「わ……っ!」
背中には冷たいタイル、目の前には私。
逃げ場を完全に奪われたユミの両手首を掴み、頭上の壁へと押しつける。
彼女の髪や肩には、まだ洗い流しきれていないシャンプーの白い泡が雪のように付着しており、それがより彼女の無防備さを強調させていた。
不敵な笑みを浮かべる私と、顔を真っ赤に染め、潤んだ瞳で私を見上げるユミ。
「洗い残しがないか……自己申告などは信用できん。最終的な判断は、この私が下す」
私はゆっくりと顔を近づけ、彼女の喉元、その脈打つ一点をねっとりとした視線で検分する。
「……まずは目視での確認だ。そうだな……この輝くような白い肌、滑らかな曲線を描く背中、そして……この、か弱く震える喉元。うん、見た限りでは、実に良く洗えている。……だがな、ユミ」
耳元に唇を寄せ、重く、甘い言葉を落とした。
「……本当に洗い残しがないかどうかは、私の舌で確かめねばなるまい?」
ユミの瞳から、一滴の雫が零れ落ちる。それが湯気によるものか、あるいは情欲の露か、確かめる術はもはや一つしかなかった。
私は彼女の拘束を解くことなく、泡の付いたままの白い首筋へと、深く、深く、その牙を立てるように舌を這わせた。
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