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震える指先が、青いトラックジャケットのジッパーに掛かります。

ジ、ジジ……と、静かな部屋に金属音が冷たく響く。

引き下げられたジッパーの隙間から、熱を孕んだ空気と共に、汗ばんだ白い肌が露わになりました。冷たい外気が火照った胸元を撫でますが、それ以上に、内側から溢れ出す情動が私を焼き焦がしていきます。

「あ……っ、んぁっ……!!」

私はさらにジッパーを押し下げ、薄いスパッツ越しに、既に熱り立っていた秘所を手のひらでぐい、と押しつぶしました。布地が擦れる生々しい感触。それだけで、私の喉からは自分でも驚くほど甘く、だらしない声が漏れ出します。

「マスター、くん……っ! マスターくん、マスターくん……っ!!」

堪らずスパッツを膝まで引き下げると、そこは既に、恥ずかしいほどに蜜で濡れそぼっていました。

私は指を、その熱い割れ目へと迷いなく沈めました。

ぐちゅり、ぬぷり、という卑猥な水音が、マスターくんのベッドの上で鳴り響く。

一本、また一本と指を増やし、内壁を抉るように掻き回すと、脳裏をコスモ・エンテレケイア級の快楽が突き抜けます。

「はっ、あ……っ、すごい、これ……っ! マスターくんの、匂いが……頭の中に、いっぱいで……っ」

空いた方の手で、捲り上げたジャケットの下、自らの胸を強く、形が変わるほどに揉みしだきました。指先で尖った先端を弾くたび、背筋を電流のような痺れが走り抜ける。

~続~

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