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飢えはまだ癒えていない。指に残った彼女の味を舌先で丁寧に舐め取りながら、私はゆっくりとユミの前に膝をついた。あずまやのベンチに腰を下ろした彼女の太腿が、まだ小刻みに震えている。膝頭が閉じようとするのを、私は両手で優しく、しかし逃さないように開いた。

「だめ、とはどうしてですか? 貴女の全ては、私のものです。……その味も、声も、涙も」

私は彼女の膝の間に身体を滑り込ませ、太腿の内側に唇を寄せた。汗ばんだ肌に口づけると、びくりと反応が返ってくる。一週間の空白が、彼女の身体を通常よりも過敏にしているようだ。

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